2020年6月27日・28日、アート・ドキュメンテーション学会(JADS)の主催により、2020年度アート・ドキュメンテーション学会年次大会がオンライン開催で行われます。
2日目の会員限定の学会総会を除いて、会員・非会員を問わず誰でも参加可能です。参加費・資料代は会員・非会員ともに無料です。また紙媒体の予稿集は発行されません。参加には事前の申し込みが必要で、定員は200人です。定員に達した場合は会員が優先となります。
1日目は、「芸術文化資源デジタル・アーカイブの国際的共同利用―オンライン環境での知的生産システムとそのツール―」をテーマとしたシンポジウム等が開催されます。シンポジウムの内容は以下の通りです。
・開会挨拶 細井浩一氏(立命館大学アート・リサーチセンター・センター長)
・シンポジウム趣旨説明 赤間亮氏(アート・ドキュメンテーション学会・会長)
・講演1
丸川雄三氏(国立民族学博物館)
・講演2
内田剛史氏(早稲田システム開発株式会社)
・講演3
津田光弘氏(立命館大学アート・リサーチセンター)
・パネル討議・参加者全体討議
2日目は公募研究会等が実施されます。内容は以下の通りです。
・発表1 「海外で浮世絵デジタル化の際に直面する挑戦と展望」(仮)
グッド長橋広行氏(ピッツバーグ大学図書館)
・発表2 「犬丸秀雄と文化財保護」
筒井弥生氏(一橋大学大学院言語社会研究科 非常勤講師)
・発表3 「アウトリーチを視野に入れた展示空間のアーカイブ試論」
鬼頭孝佳氏(名古屋大学文学研究科博士後期課程)
西田喜一氏(名古屋大学教育発達科学研究科博士後期課程)
渡地宏文氏(MLA研究所会員)
・発表4 「写真メディアを軸とした沖縄祭祀アーカイブズ――写真家・比嘉康雄資料の目録記述と権利処理」
高科真紀氏(学習院大学大学院)
阿久津美紀氏(目白大学)
・発表5 「文化財デジタルアーカイブズの持続可能な発信環境の研究――文化遺産オンライン試験公開版におけるウェブサイト分身の術」
丸川雄三氏(国立民族学博物館 人類基礎理論研究部)
2020年度アート・ドキュメンテーション学会年次大会 オンライン開催のお知らせ(JADS)
http://www.jads.org/news/2020/20200627-28.html
2020年度アート・ドキュメンテーション学会年次大会 オンライン開催のお知らせ(JADS公式ブログ)
https://jads.hatenablog.com/entry/20200627
参考:
【イベント】2019年度アート・ドキュメンテーション学会年次大会(6/8-9・大津)
Posted 2019年4月25日
https://current.ndl.go.jp/node/38090
【イベント】2018年度アート・ドキュメンテーション学会年次大会/関連企画:国際シンポジウム「アート・歴史分野における国際的な標準語彙(ボキャブラリ)の活用 — Getty Vocabulary Programの活動と日本」(佐倉・6/16-17)
Posted 2018年4月16日
https://current.ndl.go.jp/node/35846
E2046 – アート・歴史分野における国際的な標準語彙の活用<報告>
カレントアウェアネス-E No.351 2018.07.26
https://current.ndl.go.jp/e2046