2018年6月16日及び17日に、千葉県佐倉市の国立歴史民俗博物館において、2018年度のアート・ドキュメンテーション学会年次大会が開催されます。
1日目は、大会関連企画として、国立歴史民俗博物館メタ資料学研究センターとの共催で、国際シンポジウム「アート・歴史分野における国際的な標準語彙(ボキャブラリ)の活用 — Getty Vocabulary Programの活動と日本」が開催されます。
米国ゲッティ研究所による標準語彙の策定活動“Getty Vocabulary Program”の概要及びその実践事例を紹介し、日本の関係者・関係機関が同活動に関与することで拓かれる可能性や、その実現のための課題を論じることが目的とされており、ゲッティ研究所のJonathan Ward氏、台湾・中央研究院歴史語言研究所のSophy Chen氏の講演の後、講演者と日本の関係者によるパネルディスカッションが予定されています。
2日目は、学会総会および公募研究会が開催されます。
参加には事前の申し込みが必要で、参加費(資料代込み)は会員1,000円、非会員・団体購読会員2,000円です(学生は各々半額)。
2018年度アート・ドキュメンテーション学会年次大会 公募研究会、野上賞授賞式、学会総会及び<大会関連企画>国際シンポジウム「アート・歴史分野における国際的な標準語彙(ボキャブラリ)の活用 — Getty Vocabulary Programの活動と日本」(JADS)
http://www.jads.org/news/2018/20180616-17.html
JADS年次大会関連企画/国立歴史民俗博物館メタ資料学研究センター 国際研究集会(JADS)
http://www.jads.org/news/2018/20180616sympo.html
参考:
ゲティ財団、Thesaurus of Geographic NamesをLinked Open Dataとして公開
Posted 2014年8月22日
http://current.ndl.go.jp/node/26857
ゲティ研究所、Union List of Artist Names (ULAN)をLinked Open Data(LOD)として公開
Posted 2015年5月8日
http://current.ndl.go.jp/node/28432
ゲティ財団、Art and Architecture Thesaurus(AAT)をLinked Open Dataとして公開
Posted 2014年2月21日
http://current.ndl.go.jp/node/25538