地方自治研究機構、令和元年度調査研究「図書館等を活用した新たな地域コミュニティの在り方に関する調査研究」の報告書を公開

一般財団法人地方自治研究機構は、同機構のウェブサイトにおいて、令和元年度調査研究「図書館等を活用した新たな地域コミュニティの在り方に関する調査研究」の報告書(令和2年3月付け)を公開しています。

「序章 調査研究」の「2 目的」によれば、新たな「場」創出の面で期待される「公立図書館」活用の可能性に関し、文献調査及び事例視察調査を行ったものです。目的として、今後の図書館等を活用した新たな地域コミュニティ形成を検討する際の一助となることを挙げています。

報告書は主に「序章 調査研究」「第1章 全国公立図書館アンケート調査」「第2章 アンケート調査分析」「第3章 事例視察」「第4章 考察」の計5章からなります。「第3章 事例視察」では、小布施町立図書館(長野県)、鯖江市図書館(福井県)、金沢海みらい図書館(石川県)、恵庭市立図書館(北海道)が調査対象となっています。

調査研究(一般財団法人地方自治研究機構)
http://www.rilg.or.jp/htdocs/004.html
※令和元年度調査研究の欄に「図書館等を活用した新たな地域コミュニティの在り方に関する調査研究」が記載されています。

図書館等を活用した新たな地域コミュニティの在り方に関する調査研究 [PDF:171ページ]
http://www.rilg.or.jp/htdocs/img/004/pdf/r1/R1_12.pdf

図書館等を活用した新たな地域コミュニティの在り方に関する調査研究 [PDF:1ページ]
http://www.rilg.or.jp/htdocs/img/004/pdf/r1/R1_12_g.pdf
※報告書の概要版です。

参考:
E2134 – 地域コミュニティにおける公共図書館の役割:米国の実践事例
カレントアウェアネス-E No.368 2019.05.16
https://current.ndl.go.jp/e2134

E2035 – 地域活性化に挑む:図書館総合展フォーラムin津山<報告>
カレントアウェアネス-E No.349 2018.06.28
https://current.ndl.go.jp/e2035

E1547 – 公共図書館における地域活性化サービスの創造<報告>
カレントアウェアネス-E No.256 2014.03.27
https://current.ndl.go.jp/e1547

図書館調査研究リポートNo.15 地域活性化志向の公共図書館における経営に関する調査研究
https://current.ndl.go.jp/report/no15