米・ジョンズホプキンス大学図書館、教育用資料のデジタル化による遠隔授業支援を実施

米国のジョンズホプキンス大学のニュースセンター“Hub”に2020年4月1日付で、同大学の図書館スタッフが書籍・論文・動画資料・録音資料等のデジタル化によって、大学の遠隔授業支援を実施していることが紹介されています。

ジョンズホプキンス大学は2020年の春学期中は遠隔授業を実施する予定です。同大学のSheridan図書館は、教員が遠隔授業を実施するために必要な書籍・論文・動画資料・録音資料等のデジタル化を進めています。同館では書籍を1ページごとにスキャンし、スキャンした資料を編集後、リンク可能なPDFに変換して授業の講師と共有すること、動画資料や録音資料を講師が授業に組みこめるように適切なファイルフォーマットに変換することなどを通して授業支援を実施しています。

Library staff digitizes content to help with remote instruction(Hub,2020/4/1)
https://hub.jhu.edu/2020/03/31/library-digitization-for-remote-instruction/

参考:
Google、遠隔授業で活用できるツールや情報を紹介するウェブサイト「家から教えよう」を公開:ユネスコ教育情報工学研究所の支援と協力を得て作成
Posted 2020年4月9日
https://current.ndl.go.jp/node/40736

授業目的公衆送信補償金等管理協会(SARTRAS)、「授業目的公衆送信補償金制度」施行のための補償金を「無償」により認可申請:新型コロナウイルス感染症拡大を背景とした2020年度のみの特例
Posted 2020年4月7日
https://current.ndl.go.jp/node/40726

韓国、新型コロナウイルス感染症の感染拡大をうけ、子どもの遠隔教育環境の構築推進を発表:低所得層の子どもへのタブレット端末の無償貸与や通信費の支援等
Posted 2020年4月3日
https://current.ndl.go.jp/node/40703