米国図書館協会(ALA)、図書館専門職の中核的価値に「持続可能性(sustainability )」を追加

2019年5月14日、米国図書館協会(ALA)が、図書館専門職の中核的価値(core value of librarianship)に「持続可能性(sustainability )」を追加したと発表しています。

ALAでは、図書館専門職が自館で持続可能性に関する実践を行うにあたって必要な資源を利用できるようにするため、持続可能な図書館プログラム(図書・助成金・カリキュラム)を全国規模で提供できるよう、ニューヨーク図書館協会などといった機関との連携を模索する予定としています。

ALA adding sustainability as a core value of librarianship(ALA,2019/5/14)
http://www.ala.org/news/press-releases/2019/05/ala-adding-sustainability-core-value-librarianship

参考:
E1763 – 国連2030アジェンダと図書館:IFLAのツールキット
カレントアウェアネス-E No.297 2016.02.04
http://current.ndl.go.jp/e1763

英国図書館情報専門家協会(CILIP)、国連の持続可能な開発目標(SDGs)への図書館の貢献を紹介
Posted 2018年11月7日
http://current.ndl.go.jp/node/36984

国際図書館連盟(IFLA)の「環境、持続可能性と図書館」に関する専門部会(ENSULIB)、環境の持続可能性に図書館が貢献している事例をまとめた記事を公開
Posted 2018年11月20日
http://current.ndl.go.jp/node/37064

韓国図書館協会(KLA)が「持続可能な開発目標(SDGs)」に関する図書館での実践事例を募集:事例集を作成し国内外に配布
Posted 2019年4月4日
http://current.ndl.go.jp/node/37956