韓国図書館協会(KLA)、人口10万人未満の街の公共図書館約100館での科学者のプロボノによる講演会実施に係る募集を開始

韓国図書館協会(KLA)が、2019年5月15日から、人口10万人未満の街の公共図書館での科学者による講演会実施に係る募集を開始しました。

今年で10回目の実施で、科学文化の恩恵から疎外された地域の青少年等に、自然・生命の驚異や科学に関する夢や希望を与えることを目的としています。

講演は、科学者の社会的責任の喚起、社会的弱者への配慮、公益のために献身するプロボノ(専門知識による社会貢献活動)の雰囲気の造成に寄与しようとする科学者によって行われます。

実施日は10月26日で、全国の人口10万人未満の市・郡・区所在の公共図書館(KLAの団体会員)が応募の対象です。特別市・広域市・特別自治道・特別自治市所在の公共図書館は、情報から疎外されている地域であるとの申請理由の審査を経て選定されます。

選定されるのは100館程度です。

2019년 10월의 하늘(과학자들의 작은 도시 강연회) 행사 신청 안내(KLA,2019/5/12)
https://www.kla.kr/jsp/info/association.do?procType=view&f_board_seq=57014

参考:
英国図書館とEurope PubMedによる若手研究者向け科学コミュニケーション賞“理解へのアクセス2013” 結果発表
Posted 2013年3月14日
http://current.ndl.go.jp/node/23086

科学技術・学術審議会の科学技術社会連携委員会による「今後の科学コミュニケーションのあり方について」が公表
Posted 2019年3月15日
http://current.ndl.go.jp/node/37794