2018年3月9日、文化審議会が、5件の美術工芸品を国宝に、50件の美術工芸品を重要文化財に指定することについて、文部科学大臣に答申したと、文化庁が発表しています。
重要文化財への指定が答申されたものには、「源氏物語(池田本)」(天理大学附属天理図書館所蔵)や、江戸城内紅葉山文庫の蔵書管理を行なった書物方が用務上に作成した日記を含む記録類「江戸幕府書物方関係資料」(国立公文書館所蔵)などが含まれています。
文化審議会答申~国宝・重要文化財(美術工芸品)の指定について~(文化庁,2018/3/9)
http://www.bunka.go.jp/koho_hodo_oshirase/hodohappyo/1402236.html
I.答申内容(PDF:134.2KB)
http://www.bunka.go.jp/koho_hodo_oshirase/hodohappyo/__icsFiles/afieldfile/2018/03/08/a1402236_02.pdf
II.解説(PDF:5.9MB)
http://www.bunka.go.jp/koho_hodo_oshirase/hodohappyo/__icsFiles/afieldfile/2018/03/09/a1402236_03_1.pdf
天理大学附属天理図書館
http://www.tcl.gr.jp/
※「★重要文化財 新指定のお知らせ★ (2018.3.12) 平成30年3月9日、本館所蔵『源氏物語 池田本』(鎌倉末期写)が重要文化財に指定されました」とあります。
参考:
国宝・重要文化財(美術工芸品)の指定についての答申:陸奥国仙台領元禄国絵図関係資料(宮城県図書館)が重要文化財に指定へ
Posted 2017年3月14日
http://current.ndl.go.jp/node/33655