2017年10月26日、米国図書館協会(ALA)は、公共・学校図書館でのプログラミング教育開発のための助成事業の助成対象館を発表しました。
コンピュータ科学や若者のプログラミング的思考を促すことを目的に、Google社の支援を受けてALAが実施してる“Libraries Ready to Code”プロジェクトの一環で、400館以上の公共図書館・学校図書館のなかから、21州及びコロンビア特別区の様々な規模・地域の28の図書館が選ばれました。
助成を受けた各館は、Google社や米国学校図書館員協会(AASL)、児童図書館サービス部会(ALSC)、ヤングアダルト図書館サービス協会(YALSA)の支援を受けてパイロット事業を行ない、その成果は、2018年4月の「全米図書館週間」にあわせて公開予定のプログラミング教育用のツールキット作成に役立てられます。
ALA Announces $500,000 in First-time Grants to Develop Coding Programs in Libraries(ALA,2017/10/26)
http://www.ala.org/news/press-releases/2017/10/ala-announces-500000-first-time-grants-develop-coding-programs-libraries-0
参考:
米国図書館協会、公共・学校図書館を対象とした、プログラミング教育プログラム開発のための助成金への応募の受付を開始
Posted 2017年7月25日
http://current.ndl.go.jp/node/34418
米国図書館協会、“Libraries Ready to Code”プロジェクトの第2フェーズ に参加する図書館情報学者を発表
Posted 2017年4月10日
http://current.ndl.go.jp/node/33813
E1910 – プログラミング教育と図書館:ALAによる調査と提言
カレントアウェアネス-E No.324 2017.04.27
http://current.ndl.go.jp/e1910