2017年7月24日、米国図書館協会(ALA)が、若者のコンピューターサイエンスに関する能力やプログラミング的思考を促進する公共図書館や学校図書館でのプログラムを開発するための助成金への応募の受付を開始しました。
提出された提案依頼書(RFP)を基に、25から50の図書館を選定して2万5,000ドルを助成し、ALAのReady to Codeの概念を取り入れた若者向けのコーディングプログラムを開発し、実行するものです。
選定された図書館では、図書館で同種のプログラムを実施するためのツールキットも共同で開発します。
ALAの情報技術政策局(OITP)及び学校図書館員協会(AASL)・児童図書館サービス部会 (ALSC)・ヤングアダルト図書館サービス協会(YALSA) のメンバーからなる選定委員会では、自前ではプログラムを実施できない図書館からの申請を推奨しています。
ALA opens application period for Libraries Ready to Code grants (ALA,2017/7/24)
http://www.ala.org/news/node/13727
参考:
E1910 – プログラミング教育と図書館:ALAによる調査と提言
カレントアウェアネス-E
No.324 2017.04.27
http://current.ndl.go.jp/e1910