2017年3月6日、米国・ウィスコンシン州ミルウォーキーのバレット(Tom Barrett)市長が、2017年に市が取り組む課題を発表しており、そのなかで、ミルウォーキー公共図書館とミルウォーキー公立学校(Milwaukee Public Schools)が連携し、同学区の幼稚園児から高校生までを対象に、図書館のデジタル資源への無償でのアクセスを提供すると発表しています。
地元メディアが報じるところによると、児童・生徒は、児童・生徒用のポータルサイトを通じてLibraryNowというウェブサイトにアクセスし、学生IDを入力することで、学校・図書館・自宅どこにおいてもデジタル資源を利用することができます。
利用できるオンライン資源としては、オンラインチュートリアル、電子書籍・電子雑誌、データベース、音楽、ゲームがあげられています。
ホワイトハウスによる、子どもへのデジタル資源の提供を通じた学習成果の改善を目的としたConnectED事業とも歩調を合わせて構築されたものとのことです。
2017 State of the City As Delivered by Mayor Tom Barrett(ミルウォーキー市,2017/3/6)
http://city.milwaukee.gov/ImageLibrary/Groups/MayorAuthors/2017/SOTC/FinalAsDelivered.pdf
※p.11に該当する記述があります。
LibraryNow(ミルウォーキー公共図書館)
http://mpl.org/librarynow/
Milwaukee Public Library Enters into Historic Partnership with MPS to Give 65,000 Students Digital Library Cards(Urban Milwaukee,2017/3/6)
http://urbanmilwaukee.com/pressrelease/milwaukee-public-library-enters-into-historic-partnership-with-mps-to-give-65000-students-digital-library-cards/