2016年11月12日、神戸大学文学部において、神戸大学大学院人文学研究科/地域連携センターにより、地域歴史文化大学フォーラム「地域歴史文化継承における大学と研究機関の役割―広域災害への備えと人材育成―」が開催されます。
・地域歴史文化資料の保全・継承にあたっては、災害発生後の救出活動だけではなく、平時からの取り組みがより重要であることが明らかになっていること
・一握りの専門家だけではなく、多様な価値観を持つ一般の人々がその担い手となることが望まれていること
・各地の大学は、そうした担い手を育成するための教育・研究拠点としての役割も果たしていること
・災害からの地域歴史文化資料の保全や、その担い手育成のためには、大学間、さらに大学共同利用機関の連携による基盤の構築が必要であること
という動向を踏まえ、これまでの地域歴史文化をめぐる、各地の大学の取り組みの成果や到達点を改めて確認し、今後の課題解決や連携強化に向けて議論するとのことです。
参加費は無料ですが、事前の申し込み(定員70名)が必要です。
地域歴史文化大学フォーラム地域歴史文化継承における大学と研究機関の役割―広域災害への備えと人材育成―(神戸大学大学院人文学研究科/地域連携センター)
http://www.lit.kobe-u.ac.jp/~area-c/osirase.html
チラシ
http://www.lit.kobe-u.ac.jp/~area-c/daigaku_f161112.pdf
参考:
E1834 – 資料保全と活用の長い道のり―熊本地震によせて―<報告>
カレントアウェアネス-E No.310 2016.09.01
http://current.ndl.go.jp/e1834
E1835 – 持続的な地域資料保全活動を行うために必要なことは(米国)
カレントアウェアネス-E No.310 2016.09.01
http://current.ndl.go.jp/e1835