2016年9月21日、文化庁が、平成27年度「国語に関する世論調査」の結果を公表しました。
2016年2月から3月にかけ、全国16歳以上の男女3,589人(有効回収数は1,959人)を対象に、一般社団法人中央調査社に委託して行われた調査で、
・言葉への関心
・場面ごとの敬意表現
・情報化の中でのコミュニケーション
・「ら抜き」,「さ入れ」,「やる/あげる」
・言葉に対する感覚
・慣用句等の意味・言い方
の項目ごとに結果が紹介されています。
「情報化の中でのコミュニケーション」では、毎日の生活に必要な情報を何から得ているかという質問に対し、「テレビ」(85.9%)、「新聞」(67.7%)、「携帯電話(スマートフォン含む)」(41.9%)、「パソコン」(28.5%)という数値が紹介されており、2008年度の調査では12.1%であった「携帯電話(スマートフォン含む)」のポイントが大きく増加していることが示されています。また、どのようにインターネットを利用するかという質問については、電子メールを除き、「双方向的な利用(投稿や公開をする)は少ない」との結果が示されています。
平成27年度「国語に関する世論調査」の結果の概要
http://www.bunka.go.jp/koho_hodo_oshirase/hodohappyo/pdf/2016092101_besshi.pdf
平成27年度「国語に関する世論調査」の結果について(文化庁, 2016/9/21)
http://www.bunka.go.jp/koho_hodo_oshirase/hodohappyo/2016092101.html
参考:
文化庁、平成26年度「国語に関する世論調査」の結果を公表
Posted 2015年9月18日
http://current.ndl.go.jp/node/29462