ミャンマーの総選挙に先立ち、図書館員が、選挙のロールプレイングのためアウトリーチ活動を実施

先日行われたミャンマーの総選挙に先立って、図書館員が、市民社会団体・ミャンマー情報省・選挙管理委員会からの情報を得て、公共図書館を通じた経済・社会的発展を目指すプロジェクトBeyond Accessと携帯電話会社Ooredooの支援のもと, 選挙のロールプレイングのためのワークショップを開催していたようです。

軍政下で、公正で民主的な選挙を経験したことがないミャンマー国民に対して、55の地域の図書館員は、図書館のタブレットの“MayPahSoh (Let’s Vote)”アプリを用いて、通り、市場、店舗等で多くの人々がロールプレイングが体験できるようにアウトリーチ活動を行ったようです。

How Myanmar’s Librarians Are Mobilizing for Voter Education(Beyond Access,2015/11/6)
http://beyondaccess.net/2015/11/06/how-myanmars-librarians-are-mobilizing-for-voter-education/

参考:
E1536 – ミャンマーの図書館事情:アジア財団レポートより
カレントアウェアネス-E No.254 2014.02.20
http://current.ndl.go.jp/e1536