フィリピンでは、人口の10~12%(約10万人)が、家族を家に残したまま職を求めて海外に移住しており、それは、家族の関係を変化させているとのことです。
テクノロジーの活用は、家族関係を再構築する可能性を提供するが、フィリピンの故郷の高齢者である両親が、簡単なオンラインツールを使用できない場合、この可能性を実現することができないため、公共図書館を通じた経済・社会的発展を目指すプロジェクト”Beyond Access”では、フィリピンの地域社会の図書館において、高齢者のための無料のデジタルスキルトレーニングを提供しており、インターネットの閲覧、ソーシャルメディアの利用、電子メールの利用などのプログラムが行われているとのことです。
Why Senior Citizens Must be Part of the Information Society(Beyond Access,2015/7/29)
http://beyondaccess.net/2015/07/29/senior-citizens-information-society/
参考:
Beyond Access、ウルグアイ国立図書館等と行うプロジェクトに協力する公共図書館を発表
Posted 2015年3月17日
http://current.ndl.go.jp/node/28167
Beyond Access、ペルー国立図書館等と協力して、情報格差を改善するための新たなプロジェクトを開始
Posted 2014年4月4日
http://current.ndl.go.jp/node/25861