2015年6月17日、米国国立公文書館(NARA)が第一次世界大戦における英国の写真家の写真をオンラインカタログで公開したと発表しています。
英国の写真家によって撮影されたこの一連の写真は、第一次世界大戦での軍隊の活動やいくつかの国の人員について描いており、軍隊の進軍、塹壕での生活の状態、輸送や通信の問題、食料供給の動き、戦場経験の背景にある人間の悲惨さ、銃後の関与等を示す、戦争の主な軍隊の軍事行動等をテーマにしたものを含むとのことです。
National Archives Trust Fundの資金援助によりデジタル化されたこれらのパブリックドメインの記録は、教師、地域のコミュニティグループから博物館、映画製作者まで誰でも利用可能にするという目的があるとのことです。
What’s New in the National Archives Catalog: British Photographs of World War I(The National Archives AOTUS BLOG,2015/6/17)
http://aotus.blogs.archives.gov/2015/06/17/whats-new-in-the-national-archives-catalog-british-photographs-of-world-war-i/
British Photographs of World War I, 1914 – 1918(The National Archives Catalog)
https://catalog.archives.gov/id/533104
参考:
ドイツ連邦公文書館、第一次世界大戦についてのポータルを公開
Posted 2014年7月24日
http://current.ndl.go.jp/node/26644
Google歴史アーカイブでEuropeanaの第一次世界大戦のコンテンツが公開
Posted 2014年8月4日
http://current.ndl.go.jp/node/26714
E1535 – Europeana 1914-1918:第一次世界大戦の記憶を共有する試み
カレントアウェアネス-E No.254 2014.02.20
http://current.ndl.go.jp/e1535