Europeanaは、2015年6月17日、Europeana Data Model (EDM) に関する白書を公表しました。
この白書ではEDMの近年の発展を概観しており、文化遺産のデータにとって適切なフレームワークであり続けるための理念が強調されています。
内容はEDMの概要、EDMの発展とモデルとしての精緻化、EDMの活用と普及などで構成されており、
・Europeana FoundationはEDMの柔軟性の維持や関連文書の十分な提供のために最善を尽くしており、その柔軟性により”Europeana Sounds”のような特定のアグリゲータのデータのためにEDMを容易に拡張できたこと
・EDMがEuropeanaのほか米国デジタル公共図書館(DPLA)やドイツデジタル図書館(Deutsche Digitale Bibliothek – DDB)などでも使用されていること
などが言及されています。
The Europeana Data Model: A living model 5 years on(europeana pro, 2015/6/17)
http://pro.europeana.eu/blogpost/the-europeana-data-model-a-living-model-5-years-on
Enhancing the Europeana Data Model (EDM)(pdf: 2.5MB)
http://pro.europeana.eu/files/Europeana_Professional/Publications/EDM_WhitePaper_17062015.pdf
Europeana Data Model Documentation(europeana pro)
http://pro.europeana.eu/share-your-data/data-guidelines/edm-documentation
参考:
Europeana、“Europeana Data Model”への移行を発表
Posted 2013年7月19日
http://current.ndl.go.jp/node/23962