“Connected learning”の拠点としての公共図書館

2014年8月に開催される世界図書館情報会議(WLIC)・国際図書館連盟(IFLA)年次大会で、スウェーデンのストックホルム公共図書館のÅke Nygren氏による“The Public Library as a Community Hub for Connected Learning”と題する発表が予定されており、発表用のペーパーが公開されています。

“Connected learning”とは、特定の関心を持ち(lnterest−powered)、仲間の支援を得ながら(Peer−supported)学業に結びつけるような活動とのことです。ペーパーでは、公共図書館で、この学びの概念を取りいれて活動している米国やスウェーデン等の事例を紹介し、“Connected learning”の拠点として、公共図書館で何ができるかについて提案を行っているようです。

発表資料はIFLA Libraryで公開されています。

The Public Library as a Community Hub for Connected Learning(IFLA Library)
http://library.ifla.org/id/eprint/1014

The Public Library as a Community Hub for Connected Learning(PDF;16ページ)(IFLA Library)
http://library.ifla.org/1014/1/167-nygren-en.pdf

IFLA Library
http://library.ifla.org/

参考:
米国公共図書館におけるメイカースペースの設置と広がり(記事紹介)
Posted 2014年7月18日
http://current.ndl.go.jp/node/26609

無料オンライン学習サービス「gacco」を図書館で:試験導入、体験イベントを熊本、指宿で実施
Posted 2014年7月14日
http://current.ndl.go.jp/node/26571

公共図書館におけるMOOCを活用したプログラムの事例(米国)
Posted 2013年12月11日
http://current.ndl.go.jp/node/25044

CA1811 – 動向レビュー:MOOCの現状と図書館の役割 / 重田勝介
カレントアウェアネス No.318 2013年12月20日
http://current.ndl.go.jp/ca1811

IFLAによるリポジトリIFLA Library公開
Posted 2013年7月23日
http://current.ndl.go.jp/node/23989

国際図書館連盟(IFLA)の国立図書館部会、2014IFLA年次大会の発表を募集
Posted 2014年1月20日
http://current.ndl.go.jp/node/25278

※本文の誤植を修正しました。(2024/8/5)