2025年5月12日、英国物理学会出版局（IOP Publishing）が、著者の役割に関する分類“Contributor Role Taxonomy”（CRediT）を同出版局の全てのジャーナルに導入すると発表しました。
研究論文のような研究成果の作成等における著者の多様な役割を明確にするための枠組みであるとしています。著者は、発案、プロジェクト管理、データキュレーション、調査、執筆など、CRediT分類の14の役割から自らの役割を選択することで、文献にどのように貢献したかを明示できるとあります。
IOP Publishing enhances author recognition with the introduction of CRediT（IOP Publishing, 2025/5/12）
https://ioppublishing.org/news/iop-publishing-enhances-author-recognition-with-the-introduction-of-credit/
CRediT（IOP Publishing）
https://publishingsupport.iopscience.iop.org/questions/credit/
参考：
米国情報標準化機構（NISO）、学術成果の寄与者の役割を定義する“Contributor Roles Taxonomy（CRediT）”がANSI/NISO規格として制定されたと発表 [2022年02月15日]
https://current.ndl.go.jp/car/45638
E2424 – オープンアクセス出版状況のモニタリングに関する推奨事項
カレントアウェアネス-E No.420 2021.09.16
https://current.ndl.go.jp/e2424
