米国情報標準化機構(NISO)、学術成果の寄与者の役割を定義する“Contributor Roles Taxonomy(CRediT)”がANSI/NISO規格として制定されたと発表

2022年2月8日、米国情報標準化機構(NISO)は、学術成果の寄与者の役割を定義する“Contributor Roles Taxonomy(CRediT)”がANSI/NISO規格として制定されたと発表しました。

CRediTは2014年に作成されたものであり、更新版が2021年にNISO内で承認され、米国規格協会がANSI/NISO規格としての発行を許可したと述べられています。データキュレーション(Data curation)、調査(Investigation)、プロジェクト管理(Project administration)、ソフトウェア(Software)等、学術成果における寄与者の14の役割を定義しています。

発表によると、NISOは、教育・アウトリーチに関する取組やCRediTの更新を行う常設委員会を設置することを計画しています。また、多様な視点・関心に基づく参加や、CRediTの改良のための情報提供を可能とするInterest Groupも設置する予定であると述べています。

Contributor Roles Taxonomy (CRediT) Formalized as ANSI/NISO Standard(NISO, 2022/2/8)
https://www.niso.org/press-releases/contributor-roles-taxonomy-credit-formalized-ansiniso-standard

ANSI/NISO Z39.104-2022, CRediT, Contributor Roles Taxonomy(NISO)
http://www.niso.org/publications/z39104-2022-credit
https://groups.niso.org/apps/group_public/download.php/26466/ANSI-NISO-Z39.104-2022.pdf
※2つ目のリンクがCRediTの本体[PDF:12ページ]です。

CRediT
https://credit.niso.org/