2001年から2010年までの図書館教育・情報リテラシーに関する論文の動向(文献紹介)

Reference Services Review誌(2013, 41(3))に、“Trends in the Literature on Library Instruction and Information Literacy, 2001-2010”というプレプリントが掲載されています。執筆者は米国のルイビル大学のClaudene Sproles氏らです。

論文では、同誌に毎年掲載されている情報リテラシー・図書館教育(library instruction)に関する文献リストを元に、2001年から2010年までの当該分野の論文の動向を調査したものです。結果、10年間に査読付きジャーナルへの掲載論文数が増加したこと、70%の論文が米国在住者が著者であること、キーテーマが協働・評価・教育へのテクノロジーの導入となっていること等が示されたとのことです。

Claudene Sproles, Robert Detmering, Anna Marie Johnson, (2013) “Trends in the Literature on Library Instruction and Information Literacy, 2001-2010”, Reference Services Review, Vol. 41 Iss: 3
http://www.emeraldinsight.com/journals.htm?issn=0090-7324&volume=41&issue=3&articleid=17093238&show=abstract