目録とレファレンスサービスの関係は?(文献紹介)

“Reference Services Review”の第42巻第3号に、Teressa M. Keenan氏による“RDA: cataloging standards affect reference service”と題した記事の掲載が予定されています。

アブストラクトによると、この記事では、目録規則とレファレンスサービスの関係に注目し、レファレンスライブラリアンへのRDAの一般的なトレーニングの重要性が指摘されているとのことです。利用者がどのように目録を利用しているのか、また、書誌データが、必要なデータの発見やアクセスにどのように役立っているのかについて、さらなる検討が必要であることが指摘されているようです。RDAがレファレンスに影響を与える可能性について分析した研究は多くないとのことで、図書館員が目録作成とレファレンスの関係を理解することは、さらなる調査の出発点としての役割を果たす有用なことであるとされているようです。

Teressa M. Keenan, (2014) “RDA: cataloging standards affect reference service”, Reference Services Review, Vol. 42 Iss: 3
http://www.emeraldinsight.com/journals.htm?issn=0090-7324&volume=42&issue=3&articleid=17115504&show=abstract