“Library Hi Tech”誌の第32巻第1号(2014年)に、ケンタッキー大学のAaron Palme氏、Namjoo Choi氏による、 “The Current State of Library Open Source Software Research: A Descriptive Literature Review and Classification”と題した記事が掲載されています。
図書館におけるオープンソースソフトウェアについての研究文献をレビューしたもので、出版年、出版形態、取り上げているソフトウェアの種別、記事の種別、図書館の種類や文献のトピックなどで分類しているとのことです。
調査の結果、リポジトリ用ソフトウェア、OPACと統合図書館システム(ILS)に関する記事が多く、記事の種別としては大部分がケーススタディなどであったとのことです。文献のトピックは、OSSの適応や開発、基礎的な機能、入門的な情報、パフォーマンスに関するものであったということです。
Aaron Palmer, Namjoo Choi, (2014) “The Current State of Library Open Source Software Research: A Descriptive Literature Review and Classification”, Library Hi Tech, Vol. 32 Iss: 1
http://www.emeraldinsight.com/journals.htm?issn=0737-8831&volume=32&issue=1&articleid=17105641&show=abstract