米・マサチューセッツ工科大学出版局、オープンリサーチ政策の今後に関する報告書を公開

2024年11月18日、米・マサチューセッツ工科大学出版局(MIT Press)が、オープンリサーチ政策の今後に関する報告書“Access to Science & Scholarship 2024: Building an Evidence Base to Support the Future of Open Research Policy”を公開したと発表しました。

2024年9月20日に開催されたワークショップの成果がまとめられています。ワークショップでは、OAやその他のオープンサイエンスに関する政策が、将来的に研究や研究者にどのような影響を与えるのか、そしてその影響をどのように測定するのか、また新たな課題にどのように対処するのか等について議論されました。

The MIT Press releases report on the future of open access publishing and policy(MIT Press, 2024/11/18)
https://mitpress.mit.edu/the-mit-press-releases-report-on-the-future-of-open-access-publishing-and-policy/

Access to Science & Scholarship 2024: Building an Evidence Base to Support the Future of Open Research Policy [PDF:40ページ]
https://assets.pubpub.org/oiucyi8r/MIT%20Press%20Workshop%20-%20Access%20to%20Science%20&%20Scholarship%202024%20-%20Summary%20Report-71731528809632.pdf

参考:
米国大統領府科学技術政策局(OSTP)、連邦政府が助成した研究のオープンアクセス出版のための資金調達メカニズムに関する報告書の最新版を公開 [2024年07月02日]
https://current.ndl.go.jp/car/222315

E2564 – 米国・OSTPによる研究成果公開に関する政策方針について
カレントアウェアネス-E No.449 2022.12.22
https://current.ndl.go.jp/e2564