米国の大学・研究図書館協会（ACRL）の科学技術部会（Science and Technology Section）STEMM図書館リソース委員会（STEMM Librarianship Resources Committee）が運営するブログ“Inside Science Resources”に、2025年10月24日付けで、米国国立衛生研究所（NIH）のパブリックアクセス方針の実施上の問題点に関する記事“NIH Public Access Policy: Implementation issues”が掲載されています。著者は、米・カリフォルニア大学バークレー校の図書館員Elliott Smith氏です。
2025年4月30日、NIHの新たなパブリックアクセス方針である“NIH Public Access Policy 2024”が、当初の予定より6か月早い2025年7月1日に発効すると発表されたことにより、著者と出版社に与えられた準備期間はわずか2か月となりました。記事では、パブリックアクセス方針の発効が前倒しとなったことにより生じている問題が取り上げられています。
NIH Public Access Policy: Implementation issues（Inside Science Resources, 2025/10/24）
https://insidescienceresources.wordpress.com/2025/10/24/nih-public-access-policy-implementation-issues/
参考：
米国国立衛生研究所（NIH）の新たなパブリックアクセス方針が発効 [2025年07月11日]
https://current.ndl.go.jp/car/255315
米国国立衛生研究所（NIH）、新たなパブリックアクセス方針を発表 [2025年01月07日]
https://current.ndl.go.jp/car/236710
E2564 – 米国・OSTPによる研究成果公開に関する政策方針について
カレントアウェアネス-E No.449 2022.12.22
https://current.ndl.go.jp/e2564
