2025年1月11日、国立国会図書館(NDL)と東北大学災害科学国際研究所が主催し、「令和6年度東日本大震災アーカイブシンポジウム―震災アーカイブが残すべき「記録」と「記憶」について―」を、同研究所(宮城県仙台市)における会場参加及びオンラインで開催します。
シンポジウムでは、近年震災アーカイブに関する業績を持つ研究者を招き、阪神・淡路大震災以降の震災アーカイブの歩みや、社会や歴史における災害の位置付け等にも話題を広げつつ、震災アーカイブの意義や役割、そして残すべき「記録」や「記憶」について議論します。
参加費は無料です。定員は、会場参加120人、オンライン300人(いずれも先着順、要事前申込み)です。
当日の主な内容は以下のとおりです。
●研究報告
・「災害対応史と日本災害デジタルアーカイブの活用」
専修大学ネットワーク情報学部教授 佐藤慶一氏
・「防災志向型デジタルアーカイブの問題点の整理と提案―「災間の社会」における震災アーカイブの意義を更新する―」
情報科学芸術大学院大学産業文化研究センター研究員 高森順子氏(※事前に収録した動画での講演)
・「ニュージーランド・カンタベリー地震関連資料と震災アーカイブ」
神戸学院大学現代社会学部社会防災学科教授 水本有香氏
●進捗報告
・「震災アーカイブポータル「ひなぎく」の役割と現況」
国立国会図書館電子情報部主任司書 小林芳幸
・「近年の自然災害のデジタルアーカイブについて」
東北大学災害科学国際研究所准教授 柴山明寛氏
●パネルディスカッション
・「震災アーカイブが残すべき「記録」と「記憶」について」
ファシリテーター:柴山明寛氏
パネリスト:佐藤慶一氏、水本有香氏、小林芳幸
「令和6年度東日本大震災アーカイブシンポジウム―震災アーカイブが残すべき「記録」と「記憶」について―」を2025年1月11日(土)に開催します(付・プレスリリース)(NDL, 2024/11/6)
https://www.ndl.go.jp/jp/news/fy2024/241106_01.html
https://www.ndl.go.jp/jp/news/fy2024/__icsFiles/afieldfile/2024/11/01/pr241106_01.pdf
※二つ目のURLは報道発表資料[PDF:2ページ]です。
令和6年度 東日本大震災アーカイブシンポジウム―震災アーカイブが残すべき「記録」と「記憶」について―【令和7年1月11日(土)開催】(ひなぎく)
https://kn.ndl.go.jp/static/2024/11/06
令和6年度アーカイブシンポジウム(令和7年1月11日開催)(みちのく震録伝, 2024/11/6)
https://www.shinrokuden.irides.tohoku.ac.jp/symposium/20250111/
参考:
【イベント】令和5年度東日本大震災アーカイブシンポジウム―震災遺産と地域文化の継承を目指して―(1/8・仙台、オンライン) [2023年11月27日]
https://current.ndl.go.jp/car/197165
E1413 – 国立国会図書館東日本大震災アーカイブ(ひなぎく)の公開
カレントアウェアネス-E No.234 2013.03.28
https://current.ndl.go.jp/e1413