研究のインパクト評価におけるTwitterの信頼性と利用可能性(文献紹介)

2024年8月24日付けで科学計量学分野の査読誌“Scientometrics”に、研究のインパクト評価におけるTwitter(現X)の信頼性と利用可能性について考察した記事“Tweeting and retweeting scientific articles: implications for altmetrics”が掲載されています。

著者は、フィンランド・トゥルク大学のAshraf Maleki氏とKim Holmberg氏です。記事では、Twitter上でどのようなユーザーグループが学術論文のURLをリンクしたツイートやリツイートをどのように行っているかを調査し、オルトメトリクス指標への影響について考察しています。

Maleki, A.; Holmberg, K. Tweeting and retweeting scientific articles: implications for altmetrics. Scientometrics. 2024.
https://doi.org/10.1007/s11192-024-05127-8

参考:
Twitter、文献管理ツール(Mendeley、CiteULike)、ブログを対象としたAltmetricsのメタ分析(文献紹介) [2014年08月01日]
https://current.ndl.go.jp/car/26704

横山広美. 学術界とソーシャルメディア―Twitter活用の功罪と希望―. カレントアウェアネス. 2022, (352), CA2019, p. 5-7
https://current.ndl.go.jp/ca2019