クリエイティブ・コモンズ・ジャパン、thinkC(著作権保護期間の延長問題を考えるフォーラム)、MIAU(一般社団法人インターネットユーザー協会)の三者が「TPPの知的財産権と協議の透明化を考えるフォーラム」を結成しました。
そのウェブサイトで発表されている提言によると、環太平洋戦略的経済連携(TPP)自体に対してはニュートラルな立場としつつも、その協議が秘密で行われている点に対して危惧を示しており、日本政府に対して、TPP協議の公開を交渉すること、公開されない場合は少なくとも知的財産権に関する条項をTPPの対象から除くことを参加条件にすること、を求めています。
2012年12月12日には東京大学で緊急シンポジウム「TPPの交渉透明化と、日本の知財・情報政策へのインパクトを問う!」を開催するということです。
TPPの知的財産権と協議の透明化を考えるフォーラム
http://thinktppip.jp/
「TPP交渉を公開せよ」MIAUなど3団体が知財問題を考えるフォーラム結成(INTERNET Watch 2012/12/6付け記事)
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20121206_577588.html
参考:
IFLA、TPP協定交渉に懸念を示す声明を公表
http://current.ndl.go.jp/node/21303