国立歴史民俗博物館、「100年後に残したいものをアーカイブしよう」を実施中:企画展示「歴史の未来―過去を伝えるひと・もの・データ―」の関連企画

2024年8月8日から11月8日まで、国立歴史民俗博物館(千葉県佐倉市)が、10月8日から始まる企画展示「歴史の未来―過去を伝えるひと・もの・データ―」の関連企画として、「100年後に残したいものをアーカイブしよう」を実施しています。

同企画では、参加者がそれぞれの「100年後に残したいもの」を撮影し、スマートフォンアプリfowaldを通じて投稿します。投稿された写真は分散型ストレージ基盤IPFS(InterPlanetary File System)に保存され、一部は会期中に会場で展示される予定とあります。株式会社NTTデータの協力の下、実施されます。

企画展示「歴史の未来-過去を伝えるひと・もの・データ-」関連参加型企画 “100年後に残したいものをアーカイブしよう”(国立歴史民俗博物館, 2024/7/29)
https://www.rekihaku.ac.jp/news/20240729.html

歴史の未来―過去を伝えるひと・もの・データ―(国立歴史民俗博物館)
https://www.rekihaku.ac.jp/event/2024_exhibitions_kikaku_mirai.html

国立歴史民俗博物館において、社会貢献参加プラットフォーム「fowald®」を用いた参加型のデジタルアーカイブに関するコンセプト、「未来のデジタルアーカイブ」展示を実施(NTTデータ, 2024/8/7)
https://www.nttdata.com/global/ja/news/topics/2024/080701/

参考:
山形大学附属博物館、「地域の記憶「共創」アーカイブ」の構築を開始:第一弾は「三浦新七関連絵葉書アーカイブ」 [2022年05月31日]
https://current.ndl.go.jp/car/46226

E2695 – 「これからの地域資料データの継承・共有を考える」<報告>
カレントアウェアネス-E No.479 2024.05.16
https://current.ndl.go.jp/e2695

E2655 – 「「デジタルアーカイブ活動」のためのガイドライン」の思想
カレントアウェアネス-E No.470 2023.12.14
https://current.ndl.go.jp/e2655