Coalition for Diversity and Inclusion in Scholarly Communications(C4DISC)、多様性等への対応に関する学術ジャーナル編集者と出版社のためのツールキットを公開

2024年5月8日、学術コミュニケーションにおける公平性・包摂性・多様性・アクセシビリティに取り組むCoalition for Diversity and Inclusion in Scholarly Communications(C4DISC)が、学術ジャーナル編集者と出版社のためのツールキット“Building Diversity, Equity, Inclusion, and Accessibility in Editorial Roles and Peer Review”(編集の役割と査読における多様性、公平性、包摂性、アクセシビリティの構築)を公開したと発表しました。

ツールキットは、四つの推奨事項等で構成されています。査読者の多様性を考慮することや査読者の行動における公平性を高めることに重点が置かれているほか、編集活動の中核に多様性・公平性・包摂性・アクセシビリティ(DEIA)を組み込むことにも焦点が当てられているとあります。

@c4disc(C4DISC, 2024/5/8)
https://twitter.com/c4disc/status/1787868908432617871

A Focused Toolkit for Journal Editors and Publishers: Building Diversity, Equity, Inclusion, and Accessibility in Editorial Roles and Peer Review(C4DISC)
https://doi.org/10.21428/77410d6b.91056a07

参考:
Coalition for Diversity and Inclusion in Scholarly Communications(C4DISC)、学術コミュニケーションにおける言葉・画像の包摂性に関するガイドラインを公開 [2022年10月25日]
https://current.ndl.go.jp/car/47049

Coalition for Diversity and Inclusion in Scholarly Communications(C4DISC)、学術出版における反人種差別のためのツールキットを公開 [2022年09月15日]
https://current.ndl.go.jp/car/46831