研究データ管理に対する米ジョージア工科大学の教員のニーズ(記事紹介)

米国の大学・研究図書館協会(ACRL)が発行している“College & Research Libraries News”の2012年1月号に、ジョージア工科大学図書館の研究データライブラリアンであるSusan Parham氏らが執筆した「明日の研究を支える:ジョージア工科大学の教員のデータキュレーションへのニーズを探る」という記事が掲載されています。同館の研究データプロジェクトでは、研究データの公開等に関して助成団体や所属機関等からの圧力が強まっていることを背景として、(1)研究者が作成・所持しているデータの種類、(2)管理・保存・共有・再利用の方法、(3)それらに対する研究者の態度、を知るための調査を2010年秋に行ったそうです。この記事では、調査の経緯や初期結果等が紹介されています。

Supporting tomorrow’s research: Assessing faculty data curation needs at Georgia Tech (College & Research Libraries News)
http://crln.acrl.org/content/73/1/10.full

Georgia Tech Library Research Data Project
http://www.library.gatech.edu/research-data/

参考:
英国では研究データ管理ポリシーの策定が2012年のトレンドのひとつに?(記事紹介)
http://current.ndl.go.jp/node/19845

米カリフォルニア大学図書館等、研究データ管理計画書の作成を支援する“DMPTool”を開発
http://current.ndl.go.jp/node/19456