英国では研究データ管理ポリシーの策定が2012年のトレンドのひとつに?(記事紹介)

英国のデジタルキュレーションセンター(DCC)が、2011年12月22日付けのブログに「研究機関のデータ管理ポリシーの策定:2012年のひとつのトレンド」という記事を掲載しています。DCCは、英国の大学の研究データ管理を支援しており、そこではデータ管理ポリシーの策定に対する要望が多いそうです。記事の著者は、管理ポリシーの策定が2012年の主なトレンドのひとつになるだろうと予言しており、英国情報システム合同委員会(JISC)が2011年10月から2013年7月にかけて実施しているプログラム、ポリシーを策定しようとしている機関に向けてDCCが作成した説明資料、エディンバラ大学やノーサンプトン大学の事例紹介、既にポリシーを策定した機関のリスト等の参考情報を紹介しています。

Developing institutional data policies: a trend for 2012 (DCC 2011/12/22付けブログ記事)
http://www.dcc.ac.uk/node/9329

参考:
E903 – 研究データを国家レベルで共有するサービスの可能性は?(英国)
http://current.ndl.go.jp/e903

E1220 – 英国RLUKの2014年までの戦略計画と学術雑誌価格高騰への対応
http://current.ndl.go.jp/e1220

E1251 – 欧州4か国の研究データ管理の現状と課題に関する報告書
http://current.ndl.go.jp/e1251