文部科学省、第21回21世紀出生児縦断調査(平成13年出生児)の結果を公表:1か月の間に読んだ書籍の数を0冊と回答した人の割合が、紙・電子とも半数以上

2023年10月17日、文部科学省が、第21回21世紀出生児縦断調査(平成13年出生児)の結果を公表しました。

同調査は、2001年に出生した子の実態及び経年変化の状況を継続的に観察し、出生時からの縦断データを整備することが目的です。

第21回となる同調査の対象者の年齢は21歳で、1月10日~17日の間に出生した子(1月生)1万1,466人及び7月10日~17日の間に出生した子(7月生)1万1,406人から回答がありました。

調査結果のポイントのうち、読書習慣については、1か月の間に読んだ書籍の数を0冊と回答した人の割合が、紙の書籍(本)で62.3%、紙の書籍(雑誌・マンガ)で51.9%、電子書籍(本)で78.1%、電子書籍(雑誌・マンガ)で57.3%でした。また、4冊以上と回答した人の割合は、紙の書籍(本)で5.8%、紙の書籍(雑誌・マンガ)で18.6%、電子書籍(本)で6.1%、電子書籍(雑誌・マンガ)で21.3%でした。

21世紀出生児縦断調査(平成13年出生児)第21回調査(文部科学省)
https://www.mext.go.jp/b_menu/toukei/chousa08/21seiki/kekka/mext_00003.html

第21回21世紀出生児縦断調査(平成13年出生児)の結果概要 [PDF : 3.8MB]
https://www.mext.go.jp/content/20231013-mxt_chousa01-000032195_01.pdf

参考:
E2631 – フランス人の読書文化と余暇:読書習慣に関する調査から
カレントアウェアネス-E No.465 2023.10.05
https://current.ndl.go.jp/e2631

E2323 – 諸外国における読書習慣調査と読書推進活動
カレントアウェアネス-E No.402 2020.11.12
https://current.ndl.go.jp/e2323