2023年10月15日、オーテピア(高知市)及びオンラインで「ロービジョンケアと読書バリアフリー―情報セミナーと事例検討」が開催されます。文部科学省科学研究費基盤研究(A)「プリント・ディスアビリティ児のための読書バリアフリー環境構築に関する実践的研究」(研究代表者:中野泰志氏)が主催しています。
ロービジョンケアの現場において、2019年に施行された読書バリアフリー法がどのように活用できるかを考える機会とするとしています。
参加費は無料で、現地参加の場合の定員は80人です。参加には事前の申込みが必要です。
内容は以下のとおりです。
第一部:情報セミナー
「読書バリアフリー法の概要と動向」
野口武悟氏(専修大学)
「オーテピア高知声と点字の図書館におけるロービジョンケア」
坂本康久氏(オーテピア高知声と点字の図書館)
「高知家におけるロービジョンケアネットワーク」
濱田佳世氏(すぎもと眼科)
「眼科外来と病棟を軸とした多職種連携事例」
別府あかね氏(岡本石井病院)
第二部:事例検討ワークショップ
進行:青木千帆子氏(筑波技術大学)
第三部:オーテピア高知声と点字の図書館 オンラインツアー
ロービジョンケアと読書バリアフリー―情報セミナーと事例検討ー―
https://psylab.hc.keio.ac.jp/info/20231015/
参考:
日本視覚障害者団体連合弱視部会、「弱視者の困り事資料集」第6号を公開:テーマ「ウェブサイトやアプリ等に関する困り事」を収録 [2023年02月15日]
https://current.ndl.go.jp/car/172440
国立国会図書館、視覚障害者等を対象にした読書及び情報行動に関するアンケート調査結果を公開 [2022年05月17日]
https://current.ndl.go.jp/car/46139
E2307 – 「読書バリアフリー基本計画」を読む
カレントアウェアネス-E No.399 2020.10.01
https://current.ndl.go.jp/e2307
野口武悟. 読書バリアフリー法の制定背景と内容、そして課題. カレントアウェアネス. 2020, (344), CA1974, p. 2-3.
https://current.ndl.go.jp/ca1974