米国の図書館は利用者の休暇をどのようにサポートしているか(記事紹介)

図書館や情報専門家、情報サービスに関するニュースサイト“Information Today”に、2023年8月1日付けで、記事“How Libraries Help Patrons Go on Vacation”が掲載されました。著者は、同サイトの編集者Brandi Scardilli氏です。

記事では、米国の公共図書館が利用者の休暇に関してどのようにサポートしているかについて、事例を挙げて紹介されています。

コロラド州のPikes Peak Library District(PPLD)では、米国および海外の旅行に関連するオンラインおよび印刷リソースをウェブページ“Travel Resources”で案内しているほか、旅行時に役立つ言語学習リソース、州立公園パス等を提供しているとあります。

フロリダ州のタンパ・ヒルズバラ郡公共図書館では、いくつかの分館がパスポート申請受付施設として機能しているほか、休暇を計画する利用者がフローチャートとして活用できるウェブページ“Traveling? Start Your Journey at the Library”を提供しているとあります。

その他、旅行サイトと提携して利用者に世界各地の旅行情報を提供したり、バーチャル旅行プログラムを主催する図書館の事例等が紹介されています。

How Libraries Help Patrons Go on Vacation(Information Today, 2023/8/1)
https://newsbreaks.infotoday.com/Spotlight/How-Libraries-Help-Patrons-Go-on-Vacation-159787.asp

参考:
米・サンタバーバラ公共図書館、SUPボードや釣り道具などを含むアドベンチャー・パックを貸出:アウトドアアクティビティへのアクセスを促進 [2023年01月23日]
https://current.ndl.go.jp/car/171253

米・カリフォルニア州立図書館、図書館カード所有者に同州立公園の公園パスを貸出:車両での一日入場が無料に 2022-05-06
https://current.ndl.go.jp/car/46079

コロラドスプリングスの新図書館“Library 21c”が開館 [2014年06月23日]
https://current.ndl.go.jp/car/26414