2022年4月5日、米・カリフォルニア州立公園と同州立図書館が、州立図書館の図書館カード所有者が、州立公園に無料で車両による一日入場ができるようになったと発表していました。
全米図書館週間に合わせたもので、車両に掲げる一日利用用の表示札(hang-tag)計5,000枚が州内の地域の図書館に配布されました。公園パスとして、州内の200以上の州立公園で利用可能です。
州民の公園利用にあたって、一日利用料金という経済的障壁を取り除くことで、公園への公平なアクセスにつながるとしています。また、図書館と連携することで、健康、自然資源管理、歴史的・文化的つながりの分野でプラスの効果を生み出すことができるとしています。
4月から3年間のパイロットプログラムの一環として、各管区の図書館は、移動図書館を含む図書館の利用者に貸し出せるよう、各館少なくとも3枚の公園パスの表示札を受け取ることになります。公園パスは、4月から5月にかけて順次発行され、図書館利用者に貸し出されます。図書館カード所有者は、地元の図書館で許可された日数だけパスを借り、図書館に返却することになります。
Californians Can Now Use Their Library Cards to Visit State Parks for Free(California Department of Parks and Recreation, 2022/4/5)
https://www.parks.ca.gov/NewsRelease/1078
PARKS PASS GRANT(California State Library)
https://www.library.ca.gov/grants/parks-pass/