国立大学図書館協会、『「研究データのポリシー策定および管理等への図書館の関与について」の追跡調査まとめ』を公開

2023年6月29日、国立大学図書館協会が、『「研究データのポリシー策定および管理等への図書館の関与について」の追跡調査のまとめ』を公開しました。

資料は資料委員会オープンサイエンス小委員会によるものです。2023年5月29日から6月16日まで、国立大学図書館協会会員館である92機関を対象に実施されたウェブフォームを用いたアンケート調査で回答が得られた85機関(回答率92%)の結果をまとめたものです。

2022年の調査時と比べ、研究データポリシー策定済の機関は10機関(11%)から22機関(24%)に、現在策定中の機関は14機関(15%)から21機関(23%)に増加し、全体の約半数が策定できているかもしくは目途が立っている状況であることが示されています。

また、研究データのポリシー策定状況および傾向、研究データ管理において図書館が果たすべきと考える役割などについて、調査結果が報告されています。

『「研究データのポリシー策定および管理等への図書館の関与について」の追跡調査まとめ』(資料委員会オープンサイエンス小委員会)を公表しました(国立大学図書館協会)
https://www.janul.jp/ja/news/20230629

お知らせ(国立大学図書館協会)
https://www.janul.jp/ja/news
※2023年6月29日付のお知らせに「『「研究データのポリシー策定および管理等への図書館の関与について」の追跡調査まとめ』(資料委員会オープンサイエンス小委員会)を公表しました」とあります。

アンケート 「研究データのポリシー策定および管理等への図書館の関与について」の追跡調査まとめ [PDF:12ページ]
https://www.janul.jp/sites/default/files/2023-06/sirc_report_202306.pdf

参考:
国立大学図書館協会、『「研究データのポリシー策定および管理等への図書館の関与について」のまとめ』を公開[2022年9月20日]
https://current.ndl.go.jp/car/46854

E2468 – 大学における研究データポリシーの策定について<報告>
カレントアウェアネス-E No.429 2022.01.27
https://current.ndl.go.jp/e2468