公益財団法人伊藤忠記念財団と国立国会図書館国際子ども図書館、特別研修「読書のバリアフリーをすすめるために」をオンラインで実施

公益財団法人伊藤忠記念財団と国立国会図書館国際子ども図書館が、特別研修「読書のバリアフリーをすすめるために」をオンラインで実施します。2023年8月1日から10月1日までのオンデマンド配信による開催です。

近年増加傾向にある発達障害や外国にルーツのある子どもなどへの対応について、現状を知るとともに、どのようにICTを活用することができるのか、司書や教員はどのような対応や働きかけが必要とされるのかなどについて、実践事例を交えながら学ぶことを目的とするものです。

図書館員、学校教職員、障害のある子どもを持つ家族、その他「読書バリアフリー」に関心のある人などが対象です。参加費は無料ですが、事前の申し込みが必要です(定員1,000人、先着順)。

研修内容は以下の通りです。
・「ICTを用いた読み書きサポートの可能性と課題~学校・家庭でタブレット端末を活用する~」
東京大学大学院教育学研究科附属バリアフリー教育開発研究センター 特任助教・平林ルミ氏
・「外国にルーツのある子どもたちの言葉と読書を支える」
よこはまライブラリーフレンド・加藤佳代氏
・「国際子ども図書館の障害者向け資料とサービス」
国立国会図書館国際子ども図書館職員

特別研修「読書のバリアフリーをすすめるために」(国際子ども図書館)
https://www.kodomo.go.jp/event/event/event2023-09.html

特別研修「読書のバリアフリーをすすめるために」(公益財団法人伊藤忠記念財団)
https://www.itc-zaidan.or.jp/summary/ebook/barrierfree/2023/event_special/

参考:
読書バリアフリー法が成立:視覚障害者等の読書環境整備に関する国・自治体の責務を明記 [2019年06月24日]
https://current.ndl.go.jp/car/38423

E2421 – 子どもの読書活動における電子書籍活用の現状
カレントアウェアネス-E [No.420 2021.09.16]
https://current.ndl.go.jp/e2421

E2307 – 「読書バリアフリー基本計画」を読む
カレントアウェアネス-E No.399 2020.10.01
https://current.ndl.go.jp/e2307