【イベント】伊藤忠記念財団と国立国会図書館国際子ども図書館、特別研修「読書のバリアフリーをすすめるために」(6/22・東京都)

2025年6月22日、公益財団法人伊藤忠記念財団と国立国会図書館(NDL)国際子ども図書館が、特別研修「読書のバリアフリーをすすめるために」を国際子ども図書館(東京都台東区)で開催します。

学校における読書バリアフリーをテーマに、現状や課題を理解し、具体的なサポート方法や読書環境づくりを学ぶことを目的としています。

主なプログラムは以下のとおりです。

・学校における読書バリアフリーの現状と課題
 成松一郎氏(読書工房代表/専修大学講師)
・読み書きが苦手な子どもたちへの読書サポート~小学校の支援学級・通級指導教室の事例から~
 磯口多恵子氏(富田林市立大伴小学校講師)
・図書館からひろげて、つながる 学習・読書支援の輪~知的障がい特別支援学校の実践~
 村上佳代氏(鳥取大学附属特別支援学校司書教諭)
 入川加代子氏(鳥取大学附属特別支援学校学校司書)
・肢体不自由の子どもたちへの読書サポート~特別支援学校の絵本を活用した授業実践から~
 田中美成氏(東京都立府中けやきの森学園指導教諭)
・鳥取県立図書館における読書バリアフリーの取組について
 小林みちる氏(鳥取県立図書館情報相談課係長)
・国際子ども図書館の児童向けバリアフリーサービス~特別支援学校へのサービスを中心に~
 国際子ども図書館職員
・伊藤忠記念財団の電子図書普及事業について
 伊藤忠記念財団職員
・パネルディスカッション「子どもたちの読書を支える学校現場の現状と課題、公共図書館に求められるサービスとは」
 パネリスト:磯口多恵子氏、村上佳代氏、入川加代子氏、田中美成氏、小林みちる氏
 コーディネーター:成松一郎氏

図書館員、学校教職員、障害のある子どもを持つ家族、その他読書バリアフリーに関心のある人などが対象です。定員は80人(先着順)です。なお、当日の講座を録画編集し、2025年8月20日から11月3日まで後日オンデマンド配信を行う予定です。オンデマンド配信の定員は1,000人(先着順)です。現地参加及びオンデマンド配信はいずれも参加費は無料ですが、事前の申込みが必要です。

令和7年度特別研修「読書のバリアフリーをすすめるために」(国際子ども図書館)
https://www.kodomo.go.jp/event/event/event2025-04.html

特別研修「読書のバリアフリーをすすめるために」(伊藤忠記念財団)
https://www.itc-zaidan.or.jp/summary/ebook/barrierfree/2025/event_special/index.html
https://www.itc-zaidan.or.jp/pdf/barrierfree/event_special20250622.pdf
※二つ目のURLはチラシ[PDF:2ページ]です。

参考:
伊藤忠記念財団と国立国会図書館国際子ども図書館、特別研修「読書のバリアフリーをすすめるために」をオンラインで実施 [2024年06月06日]
https://current.ndl.go.jp/car/221148

E2307 – 「読書バリアフリー基本計画」を読む
カレントアウェアネス-E No.399 2020.10.01
https://current.ndl.go.jp/e2307

野口武悟. 読書バリアフリー法の制定背景と内容、そして課題. カレントアウェアネス. 2020, (344), CA1974, p. 2-3.
https://current.ndl.go.jp/ca1974