伊藤忠記念財団と国立国会図書館国際子ども図書館、特別研修「読書のバリアフリーをすすめるために」をオンラインで実施

公益財団法人伊藤忠記念財団と国立国会図書館国際子ども図書館が、特別研修「読書のバリアフリーをすすめるために」をオンラインで実施します。2024年8月1日から9月30日までのオンデマンド配信による開催です。

図書館等の障害者サービスを充実させ、様々な障害のある子どもたちへ読む楽しさを届けるために、具体的なサポート方法や読書環境づくりを学ぶことを目的としています。

図書館員、学校教職員、障害のある子どもを持つ家族、その他「読書バリアフリー」に関心のある人などが対象です。定員は1,000人(先着順)です。参加費は無料ですが、事前の申し込みが必要です。

研修内容は以下のとおりです。

・「知的障害のある子どもたちへの読書サポート」
藤澤和子氏(びわこ学院大学教授)
・「公共図書館の障害者サービス~図書館の現状と未来~」
佐藤聖一氏(埼玉県立久喜図書館/公益社団法人日本図書館協会障害者サービス委員会委員長/明治大学文学部兼任講師)
・「著作権法第37条について~学校図書館等における読書バリアフリー~」
小池信彦氏(公益社団法人日本図書館協会著作権委員会委員長)
・「国立国会図書館/国際子ども図書館の読書バリアフリーの取組―「みなサーチ」を中心に―」
国立国会図書館職員

特別研修「読書のバリアフリーをすすめるために」(国際子ども図書館)
https://www.kodomo.go.jp/event/event/event2024-07.html

特別研修「読書のバリアフリーをすすめるために」(伊藤忠記念財団)
https://www.itc-zaidan.or.jp/summary/ebook/barrierfree/2024/event_special/index.html

参考:
公益財団法人伊藤忠記念財団と国立国会図書館国際子ども図書館、特別研修「読書のバリアフリーをすすめるために」をオンラインで実施 [2023年06月28日]
https://current.ndl.go.jp/car/184381

野口武悟. 読書バリアフリー法の制定背景と内容、そして課題. カレントアウェアネス. 2020, (344), CA1974, p. 2-3.
https://current.ndl.go.jp/ca1974