国際図書館連盟(IFLA)、資料保存における国際協力と著作権に関するレポートを公開

2023年3月3日、国際図書館連盟(IFLA)が、資料保存における国際協力と著作権に関するレポート“Copyright & cross-border challenges in preservation: empirical evidence”を公開したと発表しました。

2023年にIFLAが実施した図書館や関連機関を対象とした調査の結果、ケーススタディ、ニュース記事等がまとめられています。発表の中では、図書館や文化機関が資料の保存やアクセス提供を行う際の国際協力の役割、著作権に起因する課題を示したレポートであると述べられています。

IFLA Report: Copyright & cross-border challenges in preservation(IFLA, 2023/3/3)
https://www.ifla.org/news/ifla-report-copyright-cross-border-challenges-in-preservation/

Copyright & cross-border challenges in preservation: empirical evidence
https://repository.ifla.org/handle/123456789/2539

参考:
E2580 – 著作権と図書館の関係を学ぶ入門書<文献紹介>
カレントアウェアネス-E No.452 2023.02.16
https://current.ndl.go.jp/e2580

E2528 – パンデミック下の図書館と著作権法に関するIFLAの研究報告書
カレントアウェアネス-E No.441 2022.08.18
https://current.ndl.go.jp/e2528