日本建築学会が刊行する『建築雑誌』が2023年2月号(No.1771)で「ビブリオの人々」と題した特集を組んでいます。特集にあたり、図書館の計画に際して、建築関係者は地域に開くことや機能を混ぜることに注力してきたように思うとし、図書館に集う・関わる人々に着目し、そこに芽生える新しい意味や可能性を探りたいとしています。
特集には以下の記事が掲載されています。
・座談会 図書館はどこまで開くのか?―屋根のある広場の可能性と限界
久野和子氏 ・小松尚氏・須賀千絵氏
・論考1 施設再編と図書館ネットワーク
生田京子氏・中井孝幸氏
・座談会 図書館はどこまで混ざるのか?―融合することの可能性と限界
畝森泰行氏・垣野義典氏・ 前田洋一氏
・論考2 図書館から、蔵書を解放する
南野稔氏
・インタビュー 社会をつつむ、おおきなめまい
仙田満氏
・論考3 図書館は、音環境デザイン挑戦の場所
石田康二氏
建築雑誌 2023-02(日本建築学会)
http://jabs.aij.or.jp/backnumber/1771.php
参考:
E2269 – 地域の拠点としての図書館施設:国立国会図書館の調査研究
カレントアウェアネス-E No.392 2020.06.11
https://current.ndl.go.jp/e2269
CA1941 – 日本図書館協会建築賞について / 植松貞夫
カレントアウェアネス No.338 2018年12月20日
https://current.ndl.go.jp/ca1941