cOAlition S、学術誌のサービス・価格の可視性を高めるためのウェブサービス“Journal Comparison Service”に2,000以上のジャーナルが参加と発表

2022年11月16日、cOAlition Sが、学術誌のサービス・価格の可視性を高めるためのウェブサービス“Journal Comparison Service”に2,000以上のジャーナルが参加していることを発表しました。

発表の中では、Wiley社、PLOS社、F1000、英国王立協会、米・ロックフェラー大学出版を含む27の出版者が、サービスや価格に関する情報を登録していると述べられています。また、Journal Checker Toolとの統合により、ジャーナルが“Journal Comparison Service”にデータを提供しているか確認が可能となり、研究者はジャーナルがオープン性や透明性を担保しているか把握できるようになったとあります。

More than 2000 journals share price and service data through Plan S’s Journal Comparison Service(cOAlition S, 2022/11/16)
https://www.coalition-s.org/more-than-2000-journals-share-price-and-service-data-through-journal-comparison-service/

参考:
cOAlition S、学術誌のサービス・価格の可視性を高めるためのウェブサービス“Journal Comparison Service”のエンドユーザー向けポータルを公開 2022-10-18
https://current.ndl.go.jp/car/47010

cOAlition S、学術誌のサービス・価格の可視性を高めるためのウェブサービス“Journal Comparison Service”での出版者の登録受付を開始 2022-05-26
https://current.ndl.go.jp/car/46199

cOAlition S、学術誌のサービス・価格の可視性を高めるためのウェブサービス“Journal Comparison Service”の構築開始を発表:英国のCottage Labs社が落札 2021-12-17
https://current.ndl.go.jp/car/45347

cOAlition S、「価格・サービス透明性のフレームワーク」の運用を支援するウェブサービス構築のための入札案内書を公開 2021-05-12
https://current.ndl.go.jp/car/43969

cOAlition S、“Journal Checker Tool”を更新 2021-10-15
https://current.ndl.go.jp/car/45005