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カレントアウェアネス
No.311 2012年3月20日
CA1765
動向レビュー
欧州の図書館におけるディスレクシアの人々を対象にしたサービス
はじめに
日本では認知度が低いが、知的にも視覚や聴覚にも問題がないのに、文章を読んで理解することが困難な「ディスレクシア」と呼ばれる人々がいる。日本語では、「識字障害」や「読字障害」、「難読症」、「失読症」などとも訳され、教育の世界では学習障害の一つとされる。ディスレクシアの発現率は、世界の人口の8%から10%と推定されている(1)。彼らは、読みの情報処理の障害を持っているのではないかと言われているが、そのような困難をもたらす要因は極めて多様であり、何が原因であるかを特定するのは難しい。従って多くの場合、治療方法はなく、支援や機器の活用を含めた困難の改善のためのスキルを獲得しなければならない。怠けていると思われるなど周囲からの理解が得られず、学校や仕事場で困難を感じていると思われるが、適切な診断が行われ、個々のニーズに合った適切な指導と支援があれば、自尊心を失うこともなく、学校やその後の就労においてその人の能力を最大限引き出すことができる(2)と考えられる。
すべての人に情報へのアクセスを保障することを使命とする図書館は、このディスレクシアの人々に対して世界各地で様々な取り組みを行ってきた。その中で、それぞれの実情に合わせてディスレクシアへの図書館サービスを開発してきた欧州の事例には、日本の図書館にとっても参考になるものが少なくない。
1. ディスレクシアキャンペーン
欧州各国がディスレクシアに関心と意識を高めるきっかけとなったのは、1987年の欧州ディスレクシア協会(European Dyslexia Association:EDA)の設立(3)であると考えられる。
EDAは、1993年を“Year of Early Recognition”として、ディスレクシアの早期発見が重要であるという認識を高めるための初の大キャンペーンを行った。このキャンペーンは、EDAの全加盟会員国のディスレクシア団体と共同して会議や展示会を開催したもので、その様子はマスコミを通じて報道され、大成功をおさめた。たとえばデンマークでは、ディスレクシアの兆候を示したときに幼稚園児や小学校1年生など早い時期での支援が良い未来を築くという認識が広まるきっかけとなった(4)。1995年から1996年にかけては、EDAは、ディスレクシアの子供たちを支援する教師を養成するキャンペーンも実施した。さらに欧州以外の国との共同プロジェクトも行われ、多くの国がディスレクシアに関心を持つようになった。
2. ディスレクシアの人々に対するIFLAの取り組み
EDAで1997年から1999年に会長を務めたニールセン(Gyda Skat Nielsen)氏は、国際図書館連盟(International Federation Library Associations and Institutions:IFLA)の「図書館利用に障害のある人々のための図書館」(Libraries Serving Disadvantaged Persons:LSDP)分科会(5)の常任委員会委員であった。彼女のイニシアチブにより、1997年のデンマークでのIFLA大会において、EDAとLSDP分科会がディスレクシアの人々に対する図書館サービスの向上のための協力体制を初めて築いた。そしてこの2つの組織による合同ワークショップと展示会を通じて、世界中の図書館関係者がディスレクシアに対する情報を得るようになった。
2001年の米国でのIFLA大会では、LSDP分科会による「ディスレクシアのための図書館サービスのガイドライン」(6)が紹介された。このガイドラインは、ディスレクシアの人々を含むすべての人が文化、文献、および情報にアクセスする権利を行使できるように、公共図書館はディスレクシアの人々へ支援を行うために、ディスレクシアに関する情報を得て、彼らのニーズに合ったサービスをしなければならないとしている。またディスレクシアの人々が利用できる「読みやすい」(easy-to-read)図書や情報技術などを紹介している。さらに図書館がどのようにしてディスレクシアに対する図書館サービスを広報していくのかについても、事例付きで具体的に紹介し、ディスレクシアに対する新たな取り組みを考える図書館にとって有効な内容となっている。2010年には、ディスレクシアの人々に対しても有効である「読みやすい図書のためのIFLA指針」の改訂(7)が行われた(CA1699参照)。
ディスレクシアの人々に対する図書館のサービスについては、IFLAの「印刷物を読むことに障害がある人々のための図書館」(Libraries Serving Persons with Print Disabilities:LPD)分科会も深い関わりがある。LPDは、元は「盲人図書館」(Libraries for the Blind)分科会という名称だったが、2008年の分科会名称変更の折り、視覚障害者を含むディスレクシアなど読むことと理解することに困難な人たちすべてを、点字図書館の利用者の対象とすることを宣言した。この宣言は、関連する著作権法の改正と1996年にLPD分科会の有志によって設立されたDAISYコンソーシアム(8)の発展を反映していると考えられる(9)。
3. 欧州各国の公共図書館の取り組み
ディスレクシアの人々に対してサービスを行っている欧州各国の図書館の取り組みについて、筆者が実際に訪問した公共図書館の事例を中心に紹介する。
3.1 デンマーク
前述のニールセン氏は、1988年にソレロッド市公共図書館においてディスレクシアの人々を対象にしたサービスを開始した(10)。そして1994年には、ディスレクシアを含めた読むことに困難がある成人利用者のために、次のような資料やサービスを提供する特別なコーナーを設けた。
1. 快適な家具と分かりやすい表示
2. 「読みやすい」資料
3. 英語、ドイツ語、フランス語など外国語の録音図書
4. 地元新聞、パンフレット、情報資料の録音図書
5. 利用者が持ち込んだ印刷物、手紙、マニュアル、説明書などを録音するリーディングサービス
6. 必要なプログラム(読み上げソフト、拡大ソフトなど)を備えたコンピューターとICTの知識がある図書館員の配置
7. ディスレクシアと障害の知識を持って相談に応じる「私の図書館員」の配置
上記のようなサービスについてデンマークのディスレクシア協会と連携することで広報を効果的に行っていった。
現在、デンマークでは、ディスレクシアの人々に対する有効な読書支援として国立点字図書館のサービスに注目が集まっている。同図書館は、2006年から、視覚障害者のみならずディスレクシアの人々に対しても国の助成を得ながらDAISY図書や教材を無料で提供している。2011年11月現在、32,818人の総登録者中、ディスレクシアである登録者数は14,503人であった(11)。
3.2 オランダ
オランダでは2007年に教育・文化・科学省が点字図書館を再編成しそのサービスを公共図書館のシステムに組み込んだことで、公共図書館界では、普通の印刷物を読むことに障害がある(プリントディスアビリティ)人々にサービスをすべきという認識が高まってきた。その結果、図書館で大活字図書やDAISY図書など代替方式での資料が手に入るようになってきた。アクセシブルなコンテンツの提供機関であるデディコン(Dedicon)は、DAISYコンソーシアムのネットワークを生かした事業を進めている。
またディスレクシアの人々に対する公共図書館のユニークなサービスとして、8歳から13歳の子供向けの「読みやすい」広場(Makkelijk Lezen Plein:MLP)(12) (13)を設ける手法がオランダでは普及している。児童図書館員でディスレクシアの子どもを持つハワーズ(Erna Houwers)氏が、「読みやすい」資料(「読みやすい」図書、オーディオブック、DAISYのCD-ROM、ビデオ、雑誌、コンピュータゲームなど)を置くMLPの概念を考案し、2002年にハーレム市立図書館に最初のMLPを開設した。そこにある特設の棚には、「読みやすい」資料が表紙の見えるように置かれ、様々なメディアで用意されているので、読もうという気持ちにさせる。親や教師が利用できる教育雑誌もある。資料の分類には、文字を使わずピクトグラムや写真などが使われている。また、本を広げたり、DVDを見たり、備え付けられたパソコンや機器を利用したりするための居心地の良いスペースも設けられている。
2008年、ハーレム市立図書館は、このMLPにより教育・文化・科学省から識字促進賞を受賞した。同省は、この概念を取り入れ、公共図書館にそのようなサービスを成人や若者たちのためにも行なうことを指示した。その結果、2009年までには、オランダの公共図書図書館の80%が規模の大小はあるがMLPを設置し(14)、全国的に広まっていった(15)。
このMLPのサービスを紹介するために、ハーレム市立図書館が2006年に始めたウェブサイト(16)がある。ここには、国内の子どもたち、ヤングアダルト、教師、親、図書館員などが利用できるディスレクシアに関する情報や様々な資料がある。2008年からは、プロビブリオ(Probiblio)という半民間の図書館運営支援機関が運営を行っている。現在、同機関に、ハーレム市立図書館でMLPを担当したグースブルック(Nanda Geuzebroek)氏が異動し、ウェブサイトを通じたディスレクシアの親へのアドバイスや、MLPを始める公共図書館や学校図書館向けに研修を行っている。
3.3 スウェーデン
EDAの活動の影響を受け、スウェーデンでは、1996年から1998年にかけて、ディスレクシアの子どもを持つストックホルムカルチャーセンター長の提案により、ディスレクシアの団体、政府機関、労働組合、教育に関する団体、公共図書館など、70の団体が協力して全国的なディスレクシアキャンペーン(17) (18)を行った。その目的は、ディスレクシアの人々に対する認識の改善、彼らの教育と研究資金の獲得である。
公共図書館は、特別にディスレクシア週間を設け、学校や社会人教育センターとの協力により、ディスレクシアに関する展示や様々な集会を行った。同時にディスレクシアの人々に対する支援として録音図書や「読みやすい」図書を紹介した。
この頃、新しい電子録音図書としてDAISYの研究を始めたのがこのキャンペーンのスポンサーでもあるスウェーデン録音・点字図書館(Talboks- och punktskriftsbiblioteket:TPB)であった。TPBは1970年代からすでにディスレクシアの人々に対して録音図書の貸出を行っていたが、ディスレクシアであることを隠している人が多かったので、なかなか彼らに情報が届いていなかった。しかしこのキャンペーンの成果として、スウェーデンの社会において、ゆっくりとではあるが、ディスレクシアの人々に対する誤解が払拭されていった。またディスレクシアの人々が学習や娯楽のために録音図書を借りる権利があることが認識され始め、地域の公共図書館は、視覚障害者のみならずディスレクシアの人々という新たな利用者に向けた活動を始めた。
1997年には、新たな図書館法で、公共図書館や学校図書館は、移民やスウェーデン語を母語としない少数民族、そして障害者に対して図書を提供することが定められた。障害者に関するこの規定を具体的に実現したサービスが、ディスレクシアを含むプリントディスアビリティの利用者を対象にした「リンゴの棚」というサービスである(19)。このサービスは、多くの公共図書館や児童図書館に設置されたリンゴのマークのついた棚に、点字や手話の本と共に、音声のDAISY図書が同梱された「読みやすい」図書を用意するというものである。また教師や親が利用できるディスレクシアに関する文献や支援マニュアルも置いてある。
イエテボリ市立図書館とシェーブデ市立図書館は、特にディスレクシアの人々を対象としたDAISY図書の貸出を充実させた新たな試みを行った(20)。その試みとは、デジタル録音図書の家庭でのダウンロードサービスと「個人的な図書館司書」(21)のサービスを提供する、「読み書き困難な成人は借りて聴く」というプロジェクトで、図書館に不慣れなディスレクシアの多くの成人にDAISY図書を借りてもらうという活動である。このプロジェクトにはDAISY図書をダウンロード方式で提供する点字図書館のTPBも加わっていた。
また、家でダウンロードできない利用者のために、イエテボリの公共図書館には、DAISYキヨスクからダウンロードした図書を保存するCDやメモリーカード、そして読むために利用する再生機器が用意されている。またCDに入ったDAISY図書すべてにRFIDタグが付けられ、小型のDAISY再生機を近づけると図書のタイトル、著者、簡単な概要などの情報を読み込むことができる。このシステムは、ディスレクシアの人々など読むことが困難な利用者に図書館の棚にあるDAISY図書を自由に選んでもらうという取り組みを目的としたものであった。
おわりに
2010年度に国立国会図書館が行った公共図書館における障害者サービスに関する調査では、ディスレクシアの人々による図書館の利用は極めて少ないことが示された。これはプライバシーの配慮を理由とするだけではなく、ニーズがつかめていないためサービスを提供できないというのが理由のようだ(22)。図書館はまず、図書館として可能なサービスについての情報を提供しつつ、ディスレクシアの当事者からその特徴や困難についての情報を得ることで図書館利用におけるニーズを知ることが必要である。ディスレクシアに関する情報提供、相談および支援を提供できる日本の専門機関・団体(23)などの情報もディスレクシアの利用者や親を支援する上で必要だろう。その上でディスレクシアの利用者を待つのではなく、欧州のMLPや「リンゴの棚」の取り組みを参考に、彼らがわくわくして来館するような図書館の企画を練ってはどうだろうか。その際には、彼らのニーズにあった、視覚的にも楽しめる「読みやすい」図書やDAISY図書を活用して、図書館がディスレクシアの人々の読書を保障するための工夫をすることを期待したい。
日本障害者リハビリテーション協会:野村美佐子(のむら みさこ)
(1) ニールセン, ギッダ・スカット. “ディスレクシアの人々のための図書館サービス”. 障害保健福祉研究情報システム.
http://www.dinf.ne.jp/doc/japanese/access/info/ifla2006/lsdp_gyda.html, (参照 2012-02-19).
日本におけるディスレクシアの単独調査は行われていない。
(2) Neilson, Gyda Skat et al. Guidelines for Library Services to Persons with Dyslexia. IFLA, 2001, 36p. (IFLA Professional Reports, 70).
http://archive.ifla.org/VII/s9/nd1/iflapr-70e.pdf, (accessed 2012-02-19).
日本語訳は以下のウェブページを参照。
ニールセン, ギッダ・スカットほか. “ディスレクシアのための図書館サービスガイドライン”. 障害保健福祉研究情報システム.
http://www.dinf.ne.jp/doc/japanese/access/easy/ifla.html, (参照 2012-02-19).
(3) EDAは、1987年に、欧州8か国の代表がブリュッセルに集まり、ディスレクシアの人々を支援するために設立された国際組織である。ディスレクシアの人々に対する「社会における教育的、社会的及び文化的な統合の支援と支援方法の開発」と「親や教師、専門家の協力の推進」、「活動ニュースの出版とディスレクシアの原因やそのアセスメント、介入及び予防に関する研究の奨励」、そして、「同様の目的を持つ他の組織と世界規模での比較研究と協力を進めること」を目的として設立された。
Salter, Robin. “European Dyslexia Association”. The International Book of Dyslexia. Salter, Robin et al. ed. World Dyslexia Network Foundation and The European Dyslexia Association, 1997, p. 232-234.
(4) Neilson, Gyda Skat. “Denmark: Provision for Dyslexia Students”. The International Book of Dyslexia. Salter, Robin et al. ed. World Dyslexia Network Foundation and The European Dyslexia Association, 1997, p. 59-63.
(5) 2008年以降の名称は「特別なニーズのある人々に対する図書館サービス」(Library Services to People with Special Needs)である。
“Library Services to People with Special Needs Section”. IFLA. 2011-11-03.
http://www.ifla.org/lsn, (accessed 2012-02-19).
(6) Neilson, Gyda Skat et al. Guidelines for Library Services to Persons with Dyslexia. IFLA, 2001, 36p. (IFLA Professional Reports, 70).
http://archive.ifla.org/VII/s9/nd1/iflapr-70e.pdf, (accessed 2012-02-19).
(7) Nomura, Misako et al. Guidelines for easy to read materials. IFLA. 2010, 31p. (IFLA Professional Report, 120).
http://www.ifla.org/files/hq/publications/professional-report/120.pdf, (accessed 2012-02-19).
(8) DAISY Consortium. http://www.daisy.org, (accessed 2012-02-19).
2011年の11月には、DAISYと連携したEPUB3の公式勧告が国際デジタル出版フォーラム(International Digital Publishing Forum)から発表された。この新規格により商業的な電子書籍のフォーマットにアクセシビリティの高いDAISYの機能が含まれると思われる。
(9) 詳細については以下を参照。
野村美佐子. “第2章 IFLAから見る世界の図書館における障害者サービスの動向”. 公共図書館における障害サービスに関する調査研究. 国立国会図書館, 2011, p. 10-14.
http://current.ndl.go.jp/node/17979, (参照 2012-02-19).
(10)“セミナー「ディスレクシアへの支援 デンマークでの活動から」”. 障害保健福祉研究情報システム.
http://www.dinf.ne.jp/doc/japanese/conf/seminar20060831/kouen.html, (参照 2012 -02-19).
(11) 野村美佐子. “DAISYサンパウロ国際会議報告. 障害保健福祉研究情報システム.
http://www.dinf.ne.jp/doc/japanese/access/daisy/daisy_brazil111104/brazil111104.html, (参照 2012-02-19).
(12) ボン, イングリッド. “Easy-to-read Square-読みやすい場所-”. 障害保健福祉研究情報システム.
http://www.dinf.ne.jp/doc/japanese/access/ifla/mlp/ifla2011_ingrid_bon.html, (参照 2011-02-19 ).
(13) “ハーレム市立図書館(オランダ)のEasy Reading Plaza”. 障害保健福祉研究情報システム.
http://www.dinf.ne.jp/doc/japanese/access/library/erp.html, (参照 2012 -02-19).
(14) オランダにおけるMLPについては以下のウェブサイトを参照。
Makkelijk Lezen Plein.
http://makkelijklezenplein.appsoftware.eu/ouders/makkelijk-lezen-plein.html, (accessed 2012-02-19).
(15) オランダおよびベルギーにおけるMLP設置一覧をGoogleマップに表示したものがMLPのウェブサイトで公開されている。
“Zoek een Makkelijk Lezen Plein”. Makkelijk Lezen Plein.
http://makkelijklezenplein.appsoftware.eu/zoek-een-makkelijk-lezen-plein.html, (accessed 2012-02-19).
(16) Makkelijk Lezen Plein.
http://www.makkelijklezenplein.nl/, (accessed 2012-02-19).
(17) Önnestam, Mona. Changing an attitude is not done in a hurry. New Library World. 1999, 100(3), p. 109-113.
日本語訳は以下のウェブページを参照。
エンネスタム, モーナ. “ディスレクシアキャンペーン 意識改革はゆっくりと”. 障害保健福祉研究情報システム.
http://www.dinf.ne.jp/doc/japanese/access/library/dc/dyslexia.html, (参照 2012-02-19).
(18) Irvall, Birgitta. “Dyslexia Campaign 1996/1997 in Sweden”. Workshop Paper for Access to Information: Serving Persons with Dyslexia. Copenhagen, Denmark, 1997-08-31/09-05. IFLA. 1997, p.1-7,
http://archive.ifla.org/VII/s9/conf/lsdp001.pdf, (accessed 2012-02-19).
(19) “「りんごの棚」物語: 特別なニーズのある子供たちを公共図書館サービスの対象とするための手段”. 障害保健福祉研究情報システム.
http://www.dinf.ne.jp/doc/japanese/access/ifla/jenny_nilsson/appelhyllan.html, (参照2012-02-19).
(20) Boqvist, Lena. “Folkbibliotek satsar på dyslektiker”. Bibliotek för Alla. 2009, (3), p. 14-15.
http://www.tpb.se/filer/trycksaker/pdf/bfa32009.pdf, (accessed 2012 -02-19).
日本語訳は、以下のウェブページを参照。
“市民図書館はディスレクシアに照準を合わせる”. 障害保健福祉研究情報システム.
http://www.dinf.ne.jp/doc/japanese/access/daisy/bibliotek_for_alla/swedish-5.html, (参照 2012-02-19).
(21)各利用者に、ショートメール、e-mail、または電話を通して借りる本についてのアドバイスや支援を行う。
(22) 返田玲子. “第3章公共図書館における障害者サービスの質問用紙調査の結果分析”. 公共図書館における障害サービスに関する調査研究. 国立国会図書館, 2011, p. 15-20.
http://current.ndl.go.jp/node/17980, (参照 2012-02-19).
(23) ディスレクシアに関する情報提供,相談・支援などを行う専門機関・団体として、国立特別支援教育総合研究所、発達障害教育情報センター、発達障害情報センター、大阪医科大学LDセンター、一般社団法人日本LD学会、そして各地にあるLD親の会や発達障害者支援センターなどがあげられる。
国立特別支援教育総合研究所. http://www.nise.go.jp/cms/, (参照 2012-02-19).
発達障害教育情報センター. http://icedd.nise.go.jp/, (参照 2012-02-19).
発達障害情報センター. http://www.rehab.go.jp/ddis/, (参照 2012-02-19).
大阪医科大学LDセンター. http://www.osaka-med.ac.jp/deps/ldc/, (参照 2012-02-19).
一般社団法人日本LD学会. http://wwwsoc.nii.ac.jp/jald/, (参照 2012-02-19).
Ref:
Hazel, Rutledge. Dyslexia: challenges and opportunities for public libraries. Journal of Librarianship and Information Science. 2002, 34(3), p. 134-144.
野村美佐子. 欧州の図書館におけるディスレクシアの人々を対象にしたサービス. カレントアウェアネス. 2012, (311), CA1765, p. 12-15.
http://current.ndl.go.jp/ca1765