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アラブ首長国連邦(UAE)

アラブ首長国連邦(UAE)の国立図書館・公文書館、歴史百科事典編纂プロジェクトの第1フェーズが完了

2024年9月12日、アラブ首長国連邦(UAE)の政府メディアであるアブダビ・メディアオフィスは、同国の国立図書館・公文書館(National Library and Archives:NLA)が着手しているUAE歴史百科事典編纂プロジェクトの第1フェーズが完了したことを発表しました。NLAは、UAEの国家的記憶、文書資産、文化的功績を記録することを目的に、2023年にUAE歴史百科事典編纂プロジェクトを立ち上げました。第1フェーズでは、この百科事典で記録される全ての期間を網...

アラブ首長国連邦のムハンマド・ビン・ラシド図書館、2024年11月にドバイ国際図書館会議を開催

アラブ首長国連邦の公式通信社であるEmirates News Agencyのウェブサイトに、同国ドバイのムハンマド・ビン・ラシド図書館(Mohammed Bin Rashid Library)によるドバイ国際図書館会議(Dubai International Library Conference:DILC)の開催に関する記事が2024年7月9日付けで掲載されました。2024年11月15日から17日まで、第1回となるドバイ国際図書館会議2024が開催されます。記事によると、中東...

アラブ首長国連邦(UAE)の国立図書館・公文書館、同国の歴史百科事典編纂プロジェクトを立ち上げ

2023年12月14日、アラブ首長国連邦(UAE)の政府メディアであるアブダビ・メディアオフィスは、同国の国立図書館・公文書館(National Library and Archives)がUAE歴史百科事典編纂プロジェクトを立ち上げたことを発表しました。UAE歴史百科事典は同国初となるもので、国の歴史を収集・保存するという国家的プロジェクトであるとされています。UAE歴史百科事典はまずデジタル版として刊行される予定とあります。七つのセクションで構成され、第一のセクションでは...

国際図書館連盟(IFLA)、2024年の世界図書館情報会議(WLIC)・IFLA年次大会の開催を見送りへ:ドバイが招致を取下げ

2023年10月3日、国際図書館連盟(IFLA)が、2024年の世界図書館情報会議(WLIC)・IFLA年次大会の開催を見送ると発表しました。2024年大会の開催地に決定していたアラブ首長国連邦のドバイが招致を取り下げたことによるもので、招致を主導した同国のエミレーツ図書館情報協会(Emirates Library and Information Association)からIFLAに決定が伝えられたとあります。開催地としてはドバイが唯一の立候補国であったため、開催が見送られ...

国際図書館連盟(IFLA)、2024年の世界図書館情報会議(WLIC)・IFLA年次大会の開催地は変更せずと発表

2023年8月11日、国際図書館連盟(IFLA)の運営理事会が、2024年の世界図書館情報会議(WLIC)・IFLA年次大会の開催地をアラブ首長国連邦のドバイとする決定を再確認したと発表しました。IFLAは6月19日に2024年のWLICをアラブ首長国連邦のドバイで開催すると発表しましたが、多くの賛否両論が寄せられたことを受けて、会員の助言を求めるため、拘束力のない諮問型の会員投票(advisory referendum)を実施していました。発表によると、会員の37%が投票し...

北米研究図書館協会(ARL)、2024年の世界図書館情報会議(WLIC)・IFLA年次大会の開催地決定に関して声明を発表

2023年8月1日、北米研究図書館協会(ARL)が、国際図書館連盟(IFLA)による2024年の世界図書館情報会議(WLIC)・IFLA年次大会の開催地決定に関して声明を発表しました。声明では、ARLの基本的価値観やIFLAの倫理綱領に照らして、WLICをアラブ首長国連邦のドバイで開催する決定やそのコミュニティへの影響を憂慮するとしており、特にLGBTQI2S+を自認する参加者を危険にさらす可能性があるとして強い懸念を表明しています。また、IFLAの運営理事会が同決定をめぐり...

国際図書館連盟(IFLA)、WLIC 2024の開催地決定に関する諮問型の投票を実施

2023年7月5日、国際図書館連盟(IFLA)は、同規約に基づき、諮問型の投票(Advisory referendum)を実施し、2024年の世界図書館情報会議(WLIC)・IFLA年次大会の開催地決定に関して、IFLA会員の意向を図ることを決定したと発表しました。発表では、6月19日に2024年のWLICの開催地としてアラブ首長国連邦のドバイを選定する決定を発表しましたが、以来、賛否両論が寄せられたことに触れられています。6月21日には、IFLAの会長と次期会長の連名で、同...

アラブ首長国連邦・ドバイのムハンマド・ビン・ラシド図書館がオープン:本を開いたような外観

2022年6月16日、アラブ首長国連邦・ドバイのムハンマド・ビン・ラシド図書館(Mohammed Bin Rashid Library:MBRL)が一般向けにオープンしました。同館は一見すると本を開いたような構造になっています。これはコーランを置くための伝統的な木製の台(rehl)を模してデザインされたものとあります。知識への情熱を刺激し、若い世代が学び、成長し、未来を形作るよう促すことが同館の使命であるとし、ドバイの文化・文学の中心地としての役割を強化し、読書、研究、創作、...

イスラエル国立図書館(NLI)、アラブ首長国連邦(UAE)の国立公文書館と機関間協定を締結:デジタル化や専門知識の共有など多様な分野で協力を実施

イスラエル国立図書館(NLI)は、同館Twitterアカウントでの2021年5月5日付けの投稿において、アラブ首長国連邦(UAE)の国立公文書館と機関間協定を締結したことを発表しています。NLIウェブサイト上での発表によれば、2020年8月にイスラエルとUAEとの間で締結された外交合意である「アブラハム合意」以降、文化遺産分野における最も重要な合意であるとし、歴史的な覚書への署名であると述べています。この覚書の対象期間は現時点では3年間となっており、所蔵資料・研究資料のデジタ...

米国の大学・研究図書館協会、情報リテラシーに関する各国の事例の情報共有を目的としたホワイトペーパーを公開

2017年3月13日、米国の大学・研究図書館協会(ACRL)の“Student Learning and Information Literacy Committee” (SLILC) が、ホワイトペーパー“Global Perspectives on Information Literacy: Fostering a Dialogue for International Understanding”を公開しました。情報リテラシーの国際的な見方、考え方、概念化のされ方を示す各...