科学技術・学術政策研究所(NISTEP)、調査資料「プレプリントの利活⽤と認識に関する調査」を公開

2021年2月12日、科学技術・学術政策研究所(NISTEP)が、[調査資料-301]として、「プレプリントの利活⽤と認識に関する調査」を公開したことを発表しました。

同調査は、プレプリントの公開・利活用が広まる中で、今後の学術情報流通政策に資することを目的に、2020年8月から9月にかけてオンラインで実施され、1,448人から回答が寄せられました。

回答者の52.1%はプレプリントの入手経験があり、そのうち、入手先はarXiveが58.0%と最も割合が高かったことが述べられています。その他、信頼性の判断基準としては「著者情報」が最も多かったこと、プレプリントの入手経験がある回答者の内、39.1%がプレプリントの公開経験を持つこと等がまとめられています。

プレプリントの利活⽤と認識に関する調査[調査資料-301]の公表について(NISTEP, 2021/2/12)
https://www.nistep.go.jp/archives/46661

プレプリントの利活⽤と認識に関する調査(NISTEP)
http://hdl.handle.net/11035/00006669

参考:
科学技術・学術政策研究所(NISTEP)、報告書「COVID-19 / SARS-CoV-2 関連のプレプリントを用いた研究動向の試行的分析」の補遺を公表
Posted 2020年11月13日
https://current.ndl.go.jp/node/41856

科学技術・学術政策研究所(NISTEP)、報告書「arXiv に着目したプレプリントの分析」を公表
Posted 2020年8月28日
https://current.ndl.go.jp/node/41856