総務省、「地域における多文化共生推進プラン」を改訂:図書館を地域住民と外国人住民が相互に交流し、多文化共生に関する理解を深める場づくりを推進する施設の1つとして位置付け

2020年9月10日、総務省が「地域における多文化共生推進プラン」の改訂を発表しました。

図書館に関しては、「地域において、学校、図書館、公民館等の施設も活用し、NPO等と連携しながら、外国人の人権尊重の啓発や地域に多く居住する外国人住民の言語を学ぶ機会を提供する等、地域住民と外国人住民が相互に交流し、多文化共生に関する理解を深める場づくりを推進する」と位置付けられています(p.15)。

「地域における多文化共生推進プラン」の改訂(総務省,2020/9/10)
https://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01gyosei05_02000138.html

地域における多文化共生推進プラン(改訂) [PDF:23ページ]
https://www.soumu.go.jp/main_content/000706218.pdf

地域における多文化共生推進プランについて(総行国第79号 平成18年3月27日)
https://warp.da.ndl.go.jp/collections/NDL_WA_po_print/info:ndljp/pid/11518407/www.soumu.go.jp/main_content/NDL_WA_po_000400764.pdf
※改定前

参考:
総務省、「多文化共生事例集」を公表:大阪市立中央図書館の多文化サービスが紹介される
Posted 2017年3月31日
https://current.ndl.go.jp/node/33756

E1900 – 『多文化サービス実態調査2015報告書』刊行
カレントアウェアネス-E No.323 2017.04.13
https://current.ndl.go.jp/e1900

CA1661 – 公共図書館の多文化サービスを進めるために-情報ニーズ調査の必要性- / 平田泰子
カレントアウェアネス No.296 2008年6月20日
http://current.ndl.go.jp/ca1661