Pew Research Center、2015年の米国の読書調査のレポートを公表

米国の調査機関Pew Research Centerが2015年10月19日に米国人の読書に関するレポート“Slightly fewer Americans are reading print books, new survey finds”を発表しています。

レポートによると、

・読者層は前年より若干減り、電子書籍の読者は横ばい。
・72%の米国人は過去1年間に、形態や分量を問わず読書をしているが、2011年の調査結果である79%よりも減少している。
・過去1年間に冊子体の書籍を読んでいる成人男性は63%で、昨年調査の69%や、2011年調査の71%から減少している。
・27%の米国人が過去1年間に電子書籍を読んでおり、2011年調査の17%より上昇している。
・オーディオブックについては12%が利用している。
・前年に読んだ本の数の平均は12冊で、メジアン(中央値)は4冊。
・約27%の成人は過去1年に読書をしていない。
・良く読書をするのは、女性、18歳~29歳、高学歴、高収入、白人。その傾向は、冊子体・電子書籍とも変わらない。

とのことです。

Slightly fewer Americans are reading print books, new survey finds(Pew Research Center,2015/10/19)
http://www.pewresearch.org/fact-tank/2015/10/19/slightly-fewer-americans-are-reading-print-books-new-survey-finds/