カレントアウェアネス-E
No.10 2003.03.05
E055
IFLA/UAPが活動を終了
国際図書館連盟(IFLA)の「出版物の世界的利用(UAP)」コアプログラム( T27 参照)が3月いっぱいで活動を終了し,英国図書館文献供給センター(BLDSC)に設置されている国際貸借のための事務所(OIL)を閉鎖すると発表した。UAP/OILが実施してきた国際貸出・複写のためのバウチャー制度(クーポンを使った支払決裁制度)は,オランダ・ハーグのIFLA本部に移され引き続き行われる予定である。
UAPは先ごろ活動を終了したUBCIMコアプログラム( E043 参照)と相互補完的な関係にあり,求める出版物を誰でも入手できる体制の確立を目指して様々な活動を行っていた。