日本著作出版権管理システムがCCCと出版物の複写利用許諾について協定を締結

複写権の権利処理機関の一つである日本著作出版権管理システム(JCLS)はこのほど、米国の著作権集中管理団体であるコピーライト・クリアランス・センター(CCC)と著作物の複写利用許諾手続きに関する新たな双務協定を締結したということです。取り決めの条件は、CCCが学術著作権協会(JAACC)との間で1999年から実施している協定と同一のもので、この協定により、日米の著作物利用者はより迅速・容易に互いの国の著作物の利用許諾を得ることができるようになるとともに、著作権利者は自らの著作物の権利保護について適切な取扱いを担保できるものとして、期待されています。

CCCのプレスリリース
http://www.copyright.com/ccc/viewPage.do?pageCode=au146

日本語版のプレスリリース(JCLSのウェブサイトに掲載)
http://www.jcls.co.jp/

参考:
CA1528 (No.280) 研究文献レビュー 図書館と著作権問題
http://www.dap.ndl.go.jp/ca/modules/ca/item.php?itemid=959