2022年10月21日、フランス・オープンサイエンス委員会が、調査“Décliner la science ouverte”の結果を公開したことを発表しました。
発表によると、データ関連の実践とその進展、実践が多様になる要因の把握、様々な研究コミュニティのニーズに合わせた支援の実施を目的とした調査です。2020年5月から2021年12月にかけてインタビュー、研究会、フォーカスグループといった質的・量的調査が行われました。
報告書の要約版では、調査を基に作成された4つのペルソナの他、研究アプローチの詳細な把握や、多様なデータ提供の実践の理解、学習手法や協同的実践の把握、支援の種類の拡充、地位やキャリアの問題の考慮といった5つのトピックについての留意事項等がまとめられています。
Décliner la science ouverte(Ouvrir la science, 2022/10/21)
https://www.ouvrirlascience.fr/decliner-la-science-ouverte/
Summary of the study : Adapting Open Science(HAL-LARA)
https://dx.doi.org/10.52949/29
※報告書の英語版の要約です。
Synthèse de l’étude « Décliner la science ouverte »(HAL-LARA)
https://dx.doi.org/10.52949/28
※報告書のフランス語版の要約です。
参考:
フランス・オープンサイエンス委員会、フランスにおけるオープンサイエンスの実践についての報告書を公開
Posted 2022年1月31日
https://current.ndl.go.jp/node/45569